言葉の園のお菓子番 森に行く夢 (だいわ文庫)

  • 大和書房
3.73
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本棚登録 : 463
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479320265

感想・レビュー・書評

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  • 今回、心に一番残ったのは、越後屋若狭の水羊羹。
    すごく美味しそうだけど、要予約だし、お高いし、でも東京に行くことがあったらチャレンジしたいな。気になる!

  • 毎度のこと、和菓子が魅力的。
    連句の作り方について、今回でようやく見えてきたと思いました。条件がたくさんあるんですね。
    同じ世界観、広い視点、前とは違う世界、恋、月、酒、宗教、季語のあるなし。など、興味深く並んだ句を眺めました。

    最後を読む直前にテレビで深大寺そばの通りや蕎麦打ちを観たので、情景が浮かびラッキーでした。

  • 特別スリリングな出来事が起こるわけじゃなく、ただ日常を描いてる作品なんだけど、たまにものすごく心の奥深くに届いてくる言葉があったりする。何気ない日常の中に詰まってる色々な出来事を鮮やかに立ち上がらせるその様は、もしかしたら詩歌と同じなのかもしれない。
    あとほんと、しばらく読書サボっててもめちゃくちゃ読みやすくて、私の中ではリハビリ本として定着してます

  • 2024/03/08 読了。

    図書館から。

    世界が広がっていきますねぇ。
    登場人物一覧ができてて助かるー。

  • ひとつばたごのメンバーは、年代、性別、職業が多様で、みんな自立していて、穏やかに交流しつつ、句を作る中で踏み込むこともある。
    人と人との距離感が気持ちいいシリーズ。
    前に進みたい気持ちも、進まなければならないという焦りも、過去を懐かしむ気持ちも、丸く包んでいく。
    今回は一葉さんのポップの話はほとんど登場せず、書店のイベント運営の話が出てきた。一葉さんの仕事の話も、緩いのにきちんとしていて、心地よい。

  • 連句のお話、3冊目。
    出てくる人たちの言葉の発想力に感嘆。
    文章を書くのも難しいのに、限られた文字数に世界を込める、うまくできたら楽しいだろうなと思います。
    まだまだ続きがありそうなので、主人公の成長と周りの人々の変化がこれからも楽しみです。

  • お菓子が美味しそうで読んでいます。

  • 平日休みで趣味に没頭できるって羨ましい。
    の一言に尽きる。

  • ビギナーズラック/たんぽぽの綿毛のように/森に行く夢/
    句の心/どこまでも飛ぶ/まぼろしの店

    時々に先の道を選んでいく。選択の繰り返しが今を届けてくれる。大当たりも失敗も今へ続くただ一つの道。選択が一つ違えば今とは違う世界にたどり着くだろう。でもやっぱり 今 がいいな

  • 3冊目も出ていたとは!
    チェック不足

    ますます 連句の魅力に はまる。

    やってみたくなります。

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著者プロフィール

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『三ノ池植物園標本室(上・下)』など。

「2021年 『東京のぼる坂くだる坂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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