- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479393030
作品紹介・あらすじ
おもしろく生きることに、年齢は関係ない。欽ちゃん流一度きりの人生を楽しむコツ!
感想・レビュー・書評
-
著者、萩本欽一さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
萩本 欽一(はぎもと きんいち、1941年〈昭和16年〉5月7日 - )は、日本のコメディアン、テレビ司会者。
---引用終了
現在、81歳になられているとのこと。
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
ボクは73歳で大学生になった。
さ~て、次はなにしよう?
おもしろく生きることに、
年齢は関係ない。
欽ちゃん流 一度きりの人生を楽しむコツ!
---引用終了
本作で気になった箇所は、
p227
坂上二郎さんとのコント55号は、坂上さんが、萩本さんを誘って、コンビを組んだとのこと。
今までは逆だと思っていました。
p207
「欽どこ」2代目見栄晴役(子役)は、アメリカの大学で教授になっていたとのこと。
その子役は、西澤祐一郎さん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
欽ちゃんならではの柔軟な発想がいい。
嫌だなと思うことも含め、何に対してもポジティブに捉えて楽しめば、歳を取ることも怖くなくなる。頭の固くなりつつある人にこそ読んでほしい。
安倍元首相のお友達内閣までよしとすることは(例えかもしれないが)さすがにどうかと思うし、年金を抽選制にしたらなどというのは、老後の生活の心配をしなくていい恵まれた人の発想だとは思うが、そういうことを言っても、欽ちゃんだから仕方ないと許されそうなのも人徳なんだろう。 -
※ネガティブ感想です。
73歳で大学生になった理由は、ボケ対策。覚えたことを忘れるなら新しく覚えよう、という萩本欽一のエッセイ。
要約すると、人生は逆張り、そのほうが面白い、というところ。
成功して長く生きてる人の言葉なので、なるほど含蓄もあり参考にしたいと思うこともある。
が、経験則に偏りすぎというか狭い視野からあれこれ言われるのが合わなかった。「気がする」「思う」「したほうがいい」というのが多すぎて、まああなたはそうだったんですねという感じ。
それと、年齢的に仕方ないかも知れないけどジェンダー感が古すぎて読んでて辛い。女性を対等の存在とは見てない。 -
根っからのエンターテイナーなんだろうな。ポジティブ思考の天邪鬼のまま歳を重ねた感じがした。ボケないためにではなく、ボケて忘れていくからその分プラスしていけばの考えで73才から大学、すごい。
363冊目読了。
-
『#人生はおもしろがった人の勝ち』
ほぼ日書評 Day774
"欽ちゃん"(萩本欽一さん…と言っても、最近の方に通じるかどうか?)の近著。
もちろん下積み時代もあったものの、若くして第一線で活躍してきた方なので、全てが「うんうん」というわけにはいかないが…
「ボケ」が始まったから、73歳にして大学に通い始める。ボケはマイナスだから、その分、プラスすればいいじゃないか!何という割り切りだろう。
「定年部」、定年になった後、勤め先に愛着があるなら、ボランティアで来続けても良い。給料は社長のポケットマネーで、雑草取りでも、ペンキ塗りでも…
これは面白い発想だが、そこまでのポケットマネーを持っているサラリーマン社長がどれだけいるかは課題だ。
失敗にオチをつける。
例えば、ズボンを前後、反対にはいたら、普通は失敗だと言って正しいほうにはきかえる。それだと、それで終わってしまう。
でも、そこであえてはきかえないで、ポケットに手を入れてみる。そこから新しい何かが生まれる可能性がある。
そうした発想が、特に歳をとった人ほど必要だ。歳をとると、失敗することが多くなる。いちいち気にしていたらキリがない。むしろ、そうした失敗から何かを生み出すような発想の転換精神があったら、自分も周りの人間も楽しくなってくる。
https://amzn.to/4aH5LuR