さすらいのジェニー

  • 大和書房
4.29
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本棚登録 : 194
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479520269

感想・レビュー・書評

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  •   ポール・ギャリコは忘れられて欲しくない作家の一人です。
    今の人には、“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 野村美月 で先輩が食べてしまう本の、記念すべき第1作がポール・ギャリコの作品でしたね、と紹介したら良いのでしょうか。ちなみに、名作 「スノーグース」でした。
      男性にとって、この本の魅力は、心の底で、こんな女性と出会いたいと思っていたんだ、そうだったんだ、という女性と出会えることでしょう。

  • 猫のルールがとても面白い。

    「なにかあったら舐めるの」
    「ビックリしたり、恥ずかしいなと感じたり、どんな時でもまず体を舐めるのよ」

    猫語の教科書とあわせて読みたい。

  • 不思議な体験を通して成長していく少年ポールのお話。ちょっとした切ない思いを感じつつ読了。多分、ジェニー・ボールドリンは今も何処かで人知れず幸せに暮らしていると思う。いや、幸せに生きていてほしい。。。

  • 人間のほんとうの安らぎの場所はどこなの?

  • 猫に変身したい。

  • 猫ファンタジーの矢川澄子名訳版

  • 猫に変身してしまった少年ピーターとめす猫ジェニーの様々な冒険の中に〈人間の真の安らぎのありか〉を垣間みせる長篇ファンタジー。

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著者プロフィール

1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。

「2023年 『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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