しなやかに生きる心の片づけ

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479771890

作品紹介・あらすじ

「全部出す→分ける→収める→維持する」の4ステップで、乱れた感情を整理整頓!心にたまった「余計なもの」を手放せば、「大切なもの」が気持ちよく残せる-自分が変わる心の整理術。

感想・レビュー・書評

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  • ◆(自分では変えられない)過去や他人に対してネガティブな感情を募らせることは、自分の心の中に使えないものを溜め込んでいることになる。

    ◆比べる相手は「昨日までの自分」
    他者と比べて得られるのは<優越感>、過去の自分と比べてできることが増えていたら<有能感>を感じられる。

    ◆気分を変えやすくするコツは、自ら身体を動かすこと。

  • 最近、落ち込みやすかったりモヤモヤすることが多くて生きづらかったので
    今年は心理学というか、自分の心について学びたいなと少しばかり思っていた。
    図書館で出会った本書。

    複雑な気持ちを抱え込んでいた私に、
    心の片づけっていうタイトルに惹かれて即借りました。

    部屋の片づけと心は一緒って、わかりやすくてイメージしやすかった。
    もしかしたら自分の心の中は
    常にごちゃごちゃしてて手に取り出しやすいところに嫌な気持ちとか、モヤモヤした気持ちを
    おいてたのかも…。

    対人関係の、苦手な人を好きにならなくていい
    っていう言葉に救われた。
    ただ、自分の気持ちを認めてあげることが大切なんだな〜。
    心に留めておきたい

  • 「お部屋の片付け」と「心の雑多の片付け」は同じ。

    分かりやすいと思うし、有効なことが書かれていると思うけれど、内容はほぼ他の方の言葉や考えを借用した「まとめ本」であり、どこかで聞いた話ばかりで真新しさはなかったし、もともと私は片付けが得意であり、意識せずとも本書に書かれていることは普段からできており、部屋も心もとっちらからないで済んでいるため、読み応えがなかった。

    部屋と心の片付けに関しては、こんまりさんや、心屋さんのほうが、片付けが得意な人が読んでも有益だし、もう一歩先を行ってて、分かりやすいし実践的。

    -------------------------------------------------------
    アリストテレスや孔子が使った言葉「中庸」
    一方に偏ることなく、多すぎず少なすぎない調和がとれている状態
    バランスのよい感じ、プラスとマイナスのどちらかに振れても丁度いいところに戻ってこられること
    -------------------------------------------------------

    部屋の片付けも、心の片付けも、この「中庸」が大事。

  • マイナスな気分を切り替えるいくつもの方法(心の片付け方)の中に、かならず自分に合う方法があると思います。わたしはまず、「わざわざ自分を傷つける情報を入れない」に気をつけます。

  • 心の中をスッキリさせて、しなやかに生きるって、タイトルがいいね。静かなところで内省しながら、ゆっくり読み直したい。

  • しなやかに生きるための心・感情の整え方について、片付けの技術であるオーガナイズと、研究の進むポジティブ心理学を合わせたアプローチで書かれている。思考と空間の整理の技術であるオーガナイズと、メンタルヘルス・ストレスマネジメントで注目されるレジリエンスの親和性が改めて感じられた。

  • 2015年3月2日購入。
    2015年3月14日読了。

  • どんな風に向き合うか、で、幸福感が変わる。

    こころを、自分を機嫌よく、生きやすくしてくれるもので満たす。

    心の隙間を、余裕に変える。

    過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。

    xxによってxxという状態になった(選択権がなかった)

    xxのおかげで、と捉え直す(選択権を)

    過去に傷ついた自分を救い出せるのは、過去にいろいろあったけれど今は元気に生きている私

    嫌なことは分解して考える:起こった事実/自分の捉え方/相手の捉え方/言動/感情etc.

    人生にシンデレラ曲線を描く

    人はひと、自分は自分/背後の目的に視点を移す/一歩近づく

    許さないという行為で、加害者を直接傷つけることはできないが、許すという行為で自分自身を解放することはできる。

    したいこと、と、すべきこと、を分けて考える

    「いま」を大切にして、偶然を味方に、最善をつくることで幸福を呼び込む

    している行動を意識することで、落ち込みから解放される

    儀式は「片をつける」ため

    レジリエンス:
    現実を歪めずにしっかり受け止めながら、柔軟に前向きに生きる力

    心の中を見渡して、自分にしかない貴重なものに気づく

    心を片付けることは、いまの自分を通して、過去の自分とも未来の自分とも仲良くなるプロセス

  • 自分で変えられるものを変えよう。

  • ブルームーンの夜に読みました。

    好きなデザイナーさんが
    「いろんな想いが加速する日なんだそうですよ。
    ネガティブでもポジティブでも、ひっぱられるそうだから
    なんか楽しいこと考えて美味しいもの食べて過ごしましょう♪
    わたしも企画考えたりする日にしようっと!」と書かれていたので、わたしもそんな夜にしました。
    月にウソはつけませんもの。

    そんなわけで、心の片付けを。
    相棒は、
    ・公私ともにお世話になっているライフオーガナイザーの岩﨑梢先生からいただいたご本
    ・appleTV で好きな音楽
    「LOLO Higashikawa」小畑有希ちゃんとの本音トークなチャット。

    梢さんが、「亜美ちゃんは書くのが得意なんだから、どんどん書くといいですよ。心の片付けも、1回全部出すの」と教えてくださったので、どんどん出してます。
    ある部門は、有希が請け負ってくれてて、昔からそうだけど、こころを丸裸にしてくれます。ともだちっていい。

    ネガティブなことって、
    自分の中でひっそりと処理するのがオトナのマナーと
    心得ていましたが、こういう建設的な回復の仕方、
    いいですね。さすが「オーガナイズ」。

    アンガーマネージメントや
    他者への執着の手放し方など、とってもわかりやすい。
    そして希望を出し切る仕組み、救いがありますね。
    「片付けて終わり」じゃない。
    したいこと、すべきこと、できること。
    どれもこれからのわたしを構築してくれる、大事な要素。

    「全部出す→分ける→収める→維持する」

    このループ、きちんとできますように。

    「しなやかに生きる心の片付け/渡辺奈都子」

  • 心を部屋にたとえると、一気にわかりやすく感じられました。

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