宣教師ザビエルと被差別民 (筑摩選書)

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著者 : 沖浦和光
  • 筑摩書房 (2016年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016478

宣教師ザビエルと被差別民 (筑摩選書)の感想・レビュー・書評

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  • 仏の慈悲が及ばぬとされた身分があったこと、女性もケガレとみなされていたこと、キリシタンに対し残虐な仕打ちをしていたこと、同じ日本に住む人間の間で。

  • 読みやすかった。解説の「人間には多面的な貌がある。そのどの貌をとらえて評価するのか。人物の評価は、実はその人の価値観の裏返しである。」という記述にハッとした。

  • 本題とは直接関係ない部分だけど、仏教で女性は成仏できない、とされていたのはひどいな。
    後の修正の、女性は一旦男性に生まれ変わってから成仏する、というのは、馬鹿馬鹿しさがさらに際立っている…

  • ザビエルと聞いてパッと浮かぶのは有名なあの絵だが、当然あの絵について触れられることはなかった。
    ザビエルについて知ってることはその程度である。あとは、宣教師とイエズス会という言葉がなんとなく思いだされるくらいだ。
    そんな自分にとって本書は知らないことだらけだった。どこで布教をしたとか誰が協力した等々の宣教師ザビエルについての記述にとどまらず、この時代の日本の状況や宗教の存在から、世界の状況まで幅広く解説されている。そうだったのかと思うことが多く面白く読むことができた。
    また、ザビエルが船から落としてしまった十字架をカニさんが届けてくれたという伝説がグレートだなと思った。
    一点気になるのは、著者が大いに影響を受けたという高橋貞樹『特殊部落一千年史』はトレース疑惑があることと、高橋貞樹がゴリゴリのコミンテルンだということである。

  • 日本におけるキリスト教布教の歴史を、身分制度や貧民救済面から見直した考察。合わせて、時の権力者や仏教関係者の動向も対比させている。
    イエズス会の布教・伝導が、自分たちの文化(イデオロギー?)の押しつけだけではなかったということに気づかせてくれた。

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