- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480032126
感想・レビュー・書評
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なんというか、もう古い作品なのですが、そこはかとないバカバカしさがいいんですよね。吉田秋生さんがバナナフィッシュを書いてた頃の仕事だと思いますが、今となっては、なんか隔世の感という感じです。
ブログにもごちゃごちゃ書いてます。よろしければどうぞ。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202109260000/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
肩の力抜けるわぁ~
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初版だから、もう15年くらい繰り返し読んでるってことか。バブリーな時代の、ふつうの若夫婦と女友達の日常が、お気軽でスキだ。
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雑誌Hanakoのバブル~崩壊期に掲載されたマンガで、高野文子「るきさん」と同時期に当たる。「るきさん」の中のえっちゃんタイプの消費系4人組の日常。ずっとバブルっぽくて馬鹿にしてたけど、いざ同年代になってみると面白い。と言うか、同年代にならないとわからないなこれは。何故マガジンハウスはちくま文庫なんだろう?
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ここに描かれた日常もまた吉田ワールドかと。80~90年代のちょっとバブリーな香り漂う男女の生活が描かれています。それもそのはず、雑誌のHanakoに掲載されていた漫画ですから、当時のトレンド感が漂うわけです。カップルを横目に見ながら、となりのカップルはおいしいぞ、と目でいって、わかってるぞ、と目で答えてるところとか、そういうギャグっぽいあるある的なネタがとても好き。『海街diary』の原型とも思える日常。もっと読みたいです、このノリの話。
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長編のスペクタクル的な作品が多い吉田センセーの異色作?
ハナコで連載されていたと言う事ですが、
私は残念ながら同時的には見てません。
でも、この漫画で訴えられている「男と女の深い溝」は永遠です。
私と同世代以上の方ならば、皆が共有していたあの時代を
鮮やかに切り取る手腕は、単なる日常エッセイ漫画をこえてます。 -
同棲カップルの日常。各話2ページで総天然色。連載誌は80年代後半から90年代初頭にかけて一世を風靡したオシャレ雑誌「Hanako」。
男女間の無理解を、軽快に笑いを込めて描く。
掲載誌の主な読者層である都会的な20代半ばから後半の女性をターゲットにしており、あくまで彼女たちの気に入るように書かれているという印象。
さり気なく所々に非Hanako的なものに対するちょっとした優越感が滲み出ており、日常描写の親しみ易さとあいまって読者の自己愛を満たす構造になっているのやも。
てか、なんか分かるでしょ。「Hanako」連載で解説文は糸井重里ってあたりの嫌らしさとか鼻白む感じが。
まぁ、僕が男で、この作品がオンタイムじゃないってのもあるんでしょうけどね。 -
雑誌Hanakoに88~94年まで連載されたもの。今では考えられないほどスキーに人気があったのが不思議。
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エッセイともいえるだろうか。人間をよく観察している。
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「あなたは桜井和寿じゃないし、私も竹内結子じゃない」