日本エロ写真史 (ちくま文庫 し 16-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037558

感想・レビュー・書評

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  • 下川耿史(しもかわこうし)さん、1942年生まれ、産経新聞社を経て性風俗史の研究をされてる方とのことです。「日本エロ写真史」、1995.9刊行、2003.1文庫化です。解説は1944年生まれの出久根達郎さんです。解説者は「エロ」という言葉に、ほのかな羞恥心を覚えるそうです。エロ写真が売買されてた時代があったのですね。今日の週刊誌・雑誌からは隔世の感があります。この本には、江戸末期から明治・大正・昭和の白黒写真とその説明がなされています。どんな分野であれ、極めるってすごいなと感じました!

  • 膨大なエロコレクションを通して、当時の世相を語る一冊。百聞は一見にしかず。

  • おもしろいです。学術的な興味を惹かれる面白さとは少し違って、トリビア的な面白さ。エロ写真の発祥から、写真技術の発展に伴うエロ写真文化が形成されていくさま、写真の変化…それらがやさしく、ユーモアある文章で書かれていて気負わずにすらすら読めます。図版がいやというほど載っているのもいい。おかげででんしゃのなかではとても読めないけれど…

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著者プロフィール

1042年福岡県生まれ。性風俗史研究家。早稲田大学卒業後、「週刊サンケイ」編集部勤務などをへて現在に至る。主な著書に「エロティック日本史」「日本残酷写真史」「盆踊り 乱交の民俗学」など多数。

「2020年 『性風俗50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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