桂米朝コレクション: 上方落語 (1) (ちくま文庫 か 41-1)
- 筑摩書房 (2002年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480037817
作品紹介・あらすじ
斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。
感想・レビュー・書評
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斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。
(2002年)
— 目次 —
けんげしゃ茶屋
正月丁稚
池田の猪買い
貧乏花見
百年目
愛宕山
千両みかん
蛇含草
まめだ
かけとり
風の神送り詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり「百年目」の口上に心を打たれる。
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収録されているのは、けんげしゃ茶屋、正月丁稚、池田の猪買い、貧乏花見、百年目、愛宕山、千両みかん、蛇含草、まめだ、かけとり、風の神送り。
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001.02.11/10 2刷、並、カバスレ、帯なし。
2010.5/8 松阪BF.ダブリ。 -
読むぞー!このシリーズ全部読むぞ!
上方落語を初めて読む。
この一冊の内容を暗記するだけでもすごいのに、
それぞれのキャラクターを演じ切らねば噺は成り立たない。
「まめだ」はいい噺だなぁ。 -
人間国宝・桂米朝による上方落語選集。
非常に勉強になるが、個人的にはもっと笑えた方が好きかも。
やはり米朝は品がいい。
「ちりとてちん」の徒然亭草若師匠のモデルは、
この人だったのね。 -
噺の前に付けられた口上が面白い。落語の時代考証になっている。勿論、噺はそれ以上に面白い。「まめだ」は新作だそうだが、思わず涙しそうになった。