バートン版 千夜一夜物語 7 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038470

感想・レビュー・書評

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  • 有名なシンドバッドの冒険が載っていた。
    ファンタジーが混ざっているような、とても昔のものとは思えない面白さだった。
    他の話も面白かった。
    続きが楽しみ

  • -船乗りシンドバッドと軽子のシンドバッド
    --船乗りシンドバッドの最初の航海
    --船乗りシンドバッドの第二の航海
    --船乗りシンドバッドの第三の航海
    --船乗りシンドバッドの第四の航海
    --船乗りシンドバッドの第五の航海
    --船乗りシンドバッドの第六の航海
    --船乗りシンドバッドの第七の航海
    --船乗りシンドバッドの第七の航海(カルカッタ版による)
    -真鍮の都
    -女の手管と恨みー王とその王子と側女と七人の大臣の物語
    --王と大臣の妻
    --菓子屋とその女房と鸚鵡の話
    --洗い張り屋と息子
    --遊冶郎の策略と貞節な妻
    --けちん坊とパン
    --浮気女とふたりの情夫
    --王子と食人鬼
    --一滴の蜂蜜
    --夫に泥をふるわせた女房
    --魔力をもった泉
    --大臣の息子と風呂屋の女房
    --亭主をだました女房の策略
    --金細工人とカシミルの歌姫
    --長い生涯に一度も笑わなかった男
    --王子と商人の妻
    --鳥の話がわかるふりをした小姓
    --人妻と五人の求愛者
    --三つの願ー<神の夜>を見たがった男の話
    --盗まれた首飾り
    --二羽の鳩
    --ベーラム王子とアル・ダトマ王女の物語
    --見晴らし台のある屋敷
    --王子と魔神の情婦
    --白檀商といかさま師
    --放蕩者と三歳の童子
    --盗まれた財布
    --狐と人間
    -ジュダルとその兄
    -ガーリブとその兄アジブの身の上話

  • 有名なシンドバッドの冒険はこの巻に収録されています。乗る船乗る船やたら沈没し、航海に出たことを後悔(‥‥図らずも酷い駄洒落になる遺憾)するけれど、また喉元過ぎると旅に出ちゃうシンドバッドの七つの航海。
    ジュダルとその兄は、食べ物がいくらでも出てくる革袋、召使い魔神を呼び出す指輪を巡る兄弟の話。これも幼い頃から親しんでいるモチーフで、その原典が読めていると思うとワクワクしました。

  • 読書日:2015年10月1日-10月18日
    王様が自分の可愛がっている1人息子を死罪にするかしないかで、大臣と側室の意見でコロコロ変える態度に苛々します。
    この様な自分の考えを持たない王は好みません。

    また兄王子と弟王子の話では弟王子は改宗の面では力ずくで行き過ぎ、また人が改宗する決断が余りにも早過ぎです。
    兄王子が可哀想過ぎます。
    続きが次巻に持ち越されたので、続きが待ち遠しいです。

  • 子供の頃に読んだ話とは大分印象が違いますが、大人になったら断然こっちが好きです!自分も毎日シャーラザッドにお話を聞かせてもらっている気分になります。

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著者プロフィール

大場正史
一九一四(大正三)年、佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる多数の著書・訳書を遺した。一九六九年没。ほかの訳書にサド『ソドムの百二十日』、ヴァーツヤーヤナ『カーマ・スートラ』など。

「2022年 『戦争か平和か 国務長官回想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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