本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480041630
感想・レビュー・書評
-
日本におけるカレーを中心にしながらもグローバルに研究している一冊。
専門的且つ非常に読みやすい、良書と言えます。
カレー日本史から始まり、源流を辿り、成分を分析し、世界各地の香辛料事情を研究しています。
本書を読了すればカレーマニアを自負しても問題無いほどに洗練された内容と情報量です。
ところで読了した司書の立場から本書を取り上げると、資料の分類が国立国会図書館では596(食品. 料理)、他自治体の図書館では617(工芸作物)等であったりとまちまちであることに関心を持ちました。
私は383(衣食住の習俗)だと考えますが、うーむ…こういった資料を見つけると悩まされますし勉強になります。
全1件中 1 - 1件を表示
おはようございます。
いつもレビューをご覧頂き、ありがとうございます。
本を図書館に受け入れる際に、一番始めに受け入れた全国...
おはようございます。
いつもレビューをご覧頂き、ありがとうございます。
本を図書館に受け入れる際に、一番始めに受け入れた全国の他図書館があればそこでの分類を基本にする決まりがあります。
そしてほとんどは国会図書館がそれに当たるのですが、国会図書館の司書が全ての資料を読み通しているわけではないので、読了してみると内容と分類に違いがあるな…ということが起きるのですよね。
思いっきりな宇宙人の本が天文学にされていたりと笑える発見もありますので、ちょっと面白いですよね。