よみなおし戊辰戦争: 幕末の東西対立 (ちくま新書 299)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058997

感想・レビュー・書評

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  • 賊軍とされた会津を中心に、奥羽列藩同盟側から見た戊辰戦争を豊富な文献を引用して解説。特にテレビドラマや映画など、とかく薩長を中心とした側からの視点で描かれることがほとんどなので、本書のような視点での検証は重要と思う。賊軍とか朝敵とされた会津などの方々がどれほど苦労してきたのか、虐げられてきたのか。こういった側からの歴史についてもきちんと学ぶ必要があるのではないかと思った。惜しむらくは会津藩以外の話ももっと知りたかった。

著者プロフィール

星 亮一(ほしりょういち)1935(昭和10)年仙台市生まれ。高校時代を岩手県で過ごす。一関一高、東北大学文学部国史学科卒。福島民報記者を経て福島中央テレビに入りプロデューサーとして歴史ドキュメンタリー番組を制作。著書に『会津藩燃ゆ【令和新版】』『天才渋沢栄一』『奥羽越列藩同盟』『武士道の英雄 河井継之助』『斗南藩』『呪われた戊辰戦争』など多数あり。また20年余に渡り戊辰戦争研究会を主宰している。

「2021年 『星座の人 山川健次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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