グレ-トジャ-ニ-: 地球を這う (1(南米~アラスカ篇)) (ちくま新書 390 カラー新書)
- 筑摩書房 (2003年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480059901
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
およそ五〇〇万年前、タンザニア・ラエトリに誕生したといわれる人類は、アフリカを飛び出しユーラシア大陸を横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。
この人類拡散の壮大な旅を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。
本書では、旅の途上で出会った、我われと同じ祖先をもつ人びとが、苛酷な自然とどのように折り合い、どのような生活文化を生み出し、どのように人と関わって生きているのか、一二〇点のカラー写真とともに紹介する。
[ 目次 ]
パタゴニア―アルゼンチン―ボリビア(父祖の森 競争 ほか)
ペルー・アンデス(病みつき 地図 ほか)
ペルー・アマゾン(熱帯林 投げる ほか)
オリノコ(シャーマン 現地食主義 ほか)
ギアナ高地(ロストワールド 仙人)
中米(悪い者 出稼ぎ ほか)
北米(歌う人 パウワウ)
アラスカ(ハーレム 他の命 ほか)
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[ 関連図書 ]
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人類拡散のグレートジャーニーを著者がその足で辿る旅の軌跡。
そこで出会う人や文化、動物達等豊富な写真と共に著者の体験が
とてもイキイキと描かれています。
いつかはこんな"ふれあい"の旅をしたい!と思えるステキな1冊です。 -
この著者は、自分が見、聞き、感じたことのみ簡潔に文章にしている。客観的な視点を貫いているので、全く押し付けがましくない。旅心を喚起させる一冊でもある。