現代美術のキ-ワ-ド100 (ちくま新書 779)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480064820

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    「現代アートは難しい」と言われる。
    デュシャンが便器に署名を入れたことがなぜ革命的だったのか?
    村上隆が作るフィギュアやハーストの鮫のホルマリン漬けのどこがアート?
    現代において美術は思潮や文化を映す鏡のような役割を持っているため、作品制作時の時代背景や中心概念を知らないと理解しにくいのだ。
    そこで本書では、20世紀以降の美術を、タテ軸(歴史)とヨコ軸(コンセプト)から位置づけ、どのような文脈で何を訴えているのか、読み解くための100のポイントを解説した。
    この一冊で、鑑賞が何倍も楽しくなる。

    [ 目次 ]
    20世紀美術の系譜と展開 動向・世界編(アール・ヌーヴォー フォーヴィスム キュビスム ほか)
    動向・日本編(ルポルタージュ絵画 具体美術協会 実験工房 ほか)
    コンセプト編(アーティスト・イン・レジデンス アート・マーケット アート・マネジメント ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • あっても良い本だと思うけれど、これまでの暮澤氏の用語集の焼き直しの感がありあり。まあ、新書だから?だから、美術評論家に新書のハナシが来ないんだよ。

著者プロフィール

1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。東京工科大学デザイン学部教授。著書に『拡張するキュレーション――価値を生み出す技術』(集英社)、『オリンピックと万博――巨大イベントのデザイン史』(筑摩書房)、『美術館の政治学』(青弓社)、『美術館はどこへ?――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、共著に『視覚文化とデザイン――メディア、リソース、アーカイヴズ』(水声社)、『幻の万博――紀元二千六百年をめぐる博覧会のポリティクス』(青弓社)など。

「2022年 『ミュージアムの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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