- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480085993
作品紹介・あらすじ
マネやベラスケス、レンブラントらの作品を名画たらしめている意外な事実、美術における「真と偽」あるいは「よし悪し」、愛ある写真を撮るための「アーネスト・サトウの写真術」、そして21世紀の美術のゆくえとは…美術を面白味のないものとお考えのあなたのために、古今東西の名作に自分自身を侵入させる作品を発表しつづける著者がわかりやすくレクチャー。美術を通してあなたの生き方はもっと変わるはず。退屈・難解な芸術とはサヨナラです。
感想・レビュー・書評
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壁は正面から乗り越えるのではなくトンチを効かせて壁を置きものと考えると迂回路を発見出来る。カルティエ・ブレッソンの決定的瞬間には反復イメージのリズムやしっかりした骨組みが隠れており、幾何学的抽象画家のピエト・モンドリアンの絵と共通点がある。マン・レイの写真「カザティ侯爵夫人」は失敗から生まれた傑作。2.7.16秒。絵画とは見ることと見られることとの分業のシステム。その鉄則を鏡を使って壊したラス・メニナス。美(ビューティ、アート、エステティック)とは未来に向かって振り返ること。美はまがいものから。
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美術家である著者による美術論。セルフポートレート、女優などをテーマにして、たくさんの写真を用いて様々な角度から楽しく美術を解説。有名な美術作品の誕生秘話などの、ちょっとした豆知識も知ることができる。著者によるセルフポートレートも必見。
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写真論。P51〜89。
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もう一度読んで美について考えをまとめたい。
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コンセプチュアル・アート
意味と装置
意味をはかるモノサシと装置をはかるモノサシをクロスさせて使用すれば、現代の難解とされる美術表現の多くはその真贋を見抜ける
絵画とは、見ることと見られることとの分業システム(法則)であり、また見るものによって見られるものが所有されるためのツール(道具)である -
現代美術の入門書として、楽しく読めました。
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他の2作に比べるといまいちだった
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おはようございます。
目を醒ましましょう。 -
前半、写真の見方についての講義は
・繰り返しイメージ
・サっと出してパっと撮る
など有意義だった。
後半映画についての講義はいまいちしっくりこない。