間取りの手帖remix (ちくま文庫 さ 7-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.39
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  • (6)
本棚登録 : 631
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480422897

作品紹介・あらすじ

間取りファン必携!あの話題の本が著者自身による増補新編集で登場。人は誰でも家に住む、煩悩の数だけ間取りがある。日本に実在する不可解な間取り図を新たなコメントで紹介。「地デジ非対応」「目的はそんなに多くない」「振ったら鳴りそう」「適度な自由」etc。他コラム10本、対談4本を収録。間取り図とコラムを増補した。間取り満載。

感想・レビュー・書評

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  • b-matatabiさんのレビューから読みたくて。思った以上に間取り図がボリューミー。お題の間取り図で一言又は妄想コラムというスタイル。今流行りのあの本?的なちょっといわくありげなのが多かったかも。岸田繁さんとの対談話よかった。

    • b-matatabiさん
      111108さん、読まれたのですね!
      本当に実在しているとは思えない間取りばかりで、妄想が膨らみますよね。
      111108さん、読まれたのですね!
      本当に実在しているとは思えない間取りばかりで、妄想が膨らみますよね。
      2024/02/10
    • 111108さん
      コメントありがとうございます♪
      b-matatabiさんのレビューの方にまたコメントしてきました。本当に驚くような間取りばかりでしたね!
      コメントありがとうございます♪
      b-matatabiさんのレビューの方にまたコメントしてきました。本当に驚くような間取りばかりでしたね!
      2024/02/10
  • 面白かった!
    変な間取りがいっぱいで、佐藤和歌子さんの一言コメントも良い!
    コラムやポエム、対談なども載っていて、間取り好きからしたら永遠に読んでいたい作品 ていうか広辞苑並みに厚くてもイイと私は思ってしまう

    それぞれの部屋の家賃も載っていたけど、全部東京なのかやたら高くて驚いたw

    南伸坊さんの解説も面白かった
    最後に笑ったけど 確かにそうだw

  • 間取り収集家「マッド・マドリスト」である著者が、これまでに集めた日本中の変な間取りを、一言コメントで紹介する。間取りに関するコラム、ポエム、対談つき。

    よくもまあこんな変な間取りを考えたものだ、というものがあとからあとから出てくる。以前に読んだ『間取りと妄想』という本は、変わった間取りから連想される小説だったが、その間取りはあくまでも著者の想像から生み出されたものだった。しかしこの本は正真正銘、不動産屋で売り(賃貸)に出されていたものなのである。

    鋭角の部屋あり、半円の部屋あり、バルコニーやロフト、物置が部屋に対してやたら大きい部屋あり、水廻りがなぜか部屋の真ん中にある部屋あり。間取りを見ながら「そうじどうするの?」「物置を部屋にした方がいいのでは」と思わず突っ込んでしまう。間取りに添えられた一言コメントが突っ込みと同じだったら、同士を得たようで楽しい。
    コラムはショートストーリーになっていて、著者の妄想が爆発している。
    いやいや、間取りって本当に楽しい。気分転換におすすめである。

    長く住めるか、と言われると難しいが、短期間なら面白間取りに住んでみたい。壁がなくて建物の形で自然と区切られるような、うねうねした部屋なんておもしろいのではないだろうか。

    • 111108さん
      b-matatabiさん、こんばんは。
      この本読みたいです!大竹昭子さんの『間取りと妄想』もだいぶ前読んで楽しかったのを覚えてますが、こちら...
      b-matatabiさん、こんばんは。
      この本読みたいです!大竹昭子さんの『間取りと妄想』もだいぶ前読んで楽しかったのを覚えてますが、こちらは実在する間取りが載っているのですよね。絶対住むことは無いとわかっていても、もし住んだとしたら‥と妄想どんどん膨らみそうです♪
      2024/01/22
    • b-matatabiさん
      111108さん、おはようございます。
      この本面白かったですよ。ぜひ読んでみてください。「妄想族」にはお勧めの本です。
      レビューには触れ...
      111108さん、おはようございます。
      この本面白かったですよ。ぜひ読んでみてください。「妄想族」にはお勧めの本です。
      レビューには触れませんでしたが、インタビューも面白かったです。
      『間取りと妄想』も面白かったですよね。
      2024/01/23
    • 111108さん
      b-matatabiさん、この本読みましたよ!レビューに勝手にお名前あげてすみません。

      思っていた以上に変な間取りが多くて、実在して住んで...
      b-matatabiさん、この本読みましたよ!レビューに勝手にお名前あげてすみません。

      思っていた以上に変な間取りが多くて、実在して住んでいた人がいたことに驚きました。私も妙にシンプルな家とか短い期間なら住めるかも。でも精神的な影響かなりありそうでちょっと怖いです。
      2024/02/10
  • それはもう単純に子供の頃から間取り図を見るのが好きだからです。子供の頃は親が新聞を取ってたので毎週のように不動産屋のチラシが見れてたのですが、今は新聞取って無いしで、ここ数十年見れてませんでした。ネットで見ればいいんだろうけど、ほかの面倒な部分が出てきそうだしな。
    これはそんな私の需要を満たす本でした。普通の四角い物件は出てきません。あったとしても窓が無いとか、三帖の激狭物件などです。「こんなん、どうやって暮らすんだよ」とツッコミを入れながら想像して楽しめます。フィクションかな?と思うような間取りもありますが、実在するらしい。
    欲を言えば建物の外観も見てみたかったですね。外観がとっても気になる間取りがあるんです、本当に。

    • 本ぶらさん
      ご無沙汰です。
      間取り図を見るのが好きな人って、時々いますよね。
      そういう意味では、あの『変な家』はゆきやままさんの好みにドンピシャだっ...
      ご無沙汰です。
      間取り図を見るのが好きな人って、時々いますよね。
      そういう意味では、あの『変な家』はゆきやままさんの好みにドンピシャだったってこと?

      以前、住宅メーカーのお客さんの仕事をしていた時、広告の話をしていたんですよ。
      住宅メーカーの広告だから、当然そこには間取り図が載るじゃないですか?
      住宅メーカーの人は、広告に載せる間取り図を「間取り例」って言うんですけど。
      「ここに、間取り例を持ってきて。あとこの辺にも間取り例…」的に話すわけです。
      聞いているこっち(ちなみにホラー怪談好き)からすると、「ここに、まどり霊、ここ辺にもまどり霊…」って聞こえるわけですよ。
      「まどり霊」って実際に口にしてもらえば実感出来ると思いますけど、なぁ〜んか、すごくおどろおどろしく聞こえるんです。
      いや、もぉ怖いのなんのって(爆)

      …という物件怪談(^^ゞ
      2024/05/03
    • ゆきやままさん
      本ぶらさん
      たくさんコメントありがとうございます(^ ^)
      この本は残念ながら(笑)ホラーではなかったです。ホラーな間取り図は実際は意外...
      本ぶらさん
      たくさんコメントありがとうございます(^ ^)
      この本は残念ながら(笑)ホラーではなかったです。ホラーな間取り図は実際は意外と普通なものです。『恐い間取り』を見て思いました(オススメ)。間取り図ってメーカーの人が描いてるようなことをこの本に書いてあった気がします。少しやってみたい仕事でした(笑)
      2024/05/04
  • どうしてこうなった!?というクスっと笑える間取りと、それに対するキャッチコピーが1本書かれている本。

    1ページから順にというよりも、ぱらぱらとめくり、クスっと笑いたいときに読む、という使い方をしています。

  • 子供の頃から間取りを見て
    色々空想するのが好きでした。
    この本はまさにそういう本。
    突っ込みどころのある間取りと、
    一言コメントが秀逸です。
    間取りでちょっとした物語も書かれており
    それもなかなか面白い。
    実際の部屋を見てみたくなります。

  • 世の中には変わった間取りの部屋があるようで、
    作者が選りすぐり?の部屋を紹介し、わかりやすくひとことで解説している。
    中には、その間取りからイメージした物語が添えてある。
    窓がない部屋・逆に窓だらけの部屋。
    ベランダに玄関があったり、ベランダの方が住居スペースより広かったり、
    後付けされたであろうバスルームやリビング。
    意味不明な仕切りや収納スペース。
    寝る前にお布団の中でひとりで大爆笑。

  • タイトルとおりそのまま、ほんとに”間取り”の本です。
    本をぺらぺらとめくってみると一目瞭然なのですが、中身のほとんどがいわゆるチラシなどに載っている間取り図で、中には「え、この家どうなってるん…!」みたいなのがあったり、読み応えというか、見応え満載の、まさに”見る本”です。

    わたしが幼少期育った家は、生まれた頃にはもう老朽化が進んでいてとても古く、今でこそ愛着はあるのですが、幼い頃はいつも他の家に憧れを抱いていました。
    友人宅に遊びに行ったときには、お風呂やトイレまで見せてもらって隅々まで観察したり、お宅探訪のテレビを見たり、それから新聞に挟まっている不動産屋のチラシの間取り図を見てはここに家具を置いて、ここで寝るなど、妄想したり…。
    実家を離れてからはそんな妄想をする機会も減っていたのですが、そんな折りに見つけたこの本、久々にあの頃の気持ちがよみがえって来て、気付けばそのまましばらく立ち読み、妄想、そしてレジへと持って行っていたのでした。(手汗でぐっしょり)この本、間取りのひとつひとつに大喜利チックなコメントも書かれており、それもまたクスクスして面白いのです。
    一人暮らしから家族暮らしの家まで、さまざまな間取りを見て、あなたも引っ越し妄想生活はじめてみませんか。
    この本たったの一冊で引っ越しし放題、さらには妄想で新婚生活も大家族も夢じゃない!あれ、ひいてませんか、大丈夫ですか。
    いや、責任は問わないでください。げへへ。。。
    ちなみにこの本の著者である佐藤和歌子さんの肩書きは「マッド・マドリスト」らしいです。(見開きページプロフィール参照)超かっこいいです。

  • 笑いを共有できそうな人にそっと勧めたくなる。
    へらっと笑いたいときに。

  • 主に集合住宅の間取り図とその間取りを表すキャッチコピーが添えられている。間取りを見た時にまさに言いそうな絶妙な一言。9つの間取りにはその間取りに纏わるコラム。最後に間取り関係者による対談集もある。間取り愛好家って一定数いるんじゃないかなかと思うけど、そんな愛好家向けの一冊。

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