間取りの手帖remix (ちくま文庫 さ 7-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 630
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480422897

感想・レビュー・書評

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  • 一行だけのコメントが、芸として成立している面白い手帖でした。

  • 賃貸情報見てはいろいろ妄想する人、必読。

  • 賃貸雑誌から切り抜いた、不思議にしか思えない間取り達。

    一言感想と、その物件の家賃額までついています。
    一体玄関はどこ? から始まって
    外はどうなっている? まで。
    物件について、のコラムもついてますが
    物語のようで、笑いを誘います。

    後ろの方には対談も入っていて、そこで語られる現実が
    怖いような、恐ろしいような…。
    鍵開けたままって、勝手に住み込んでる人って…。

  • 一人暮らしの延長線に、自分が望む間取りを探し始めて1ヶ月。

    1ページにつき一つの間取りが、賃貸料と著者の住んだ時のイメージで語られる。
    元の単行本は未読だが、「住んだ時のイメージ」を表現を変えて、ページを繰る手が止まらないように仕組まれている。

    ぱっと開いた一枚でどれだけの妄想ができるか。
    1人でも2人でも、妄想のお供に一冊いかが?

  • ヘンな間取りに著者がつけている短いコメントが可笑しい。何遍もあはは!と声に出して笑ってしまった。一人で読んでて良かったな。

    ずいぶん前に本屋さんで新書版を立ち読みした覚えがある。おや?と手に取りたくなる装丁なんだよね。この文庫版は間取り図とコラムが増補されているそうだ。ゆっくり眺めるとしみじみ味わい深い。対談も面白かった。

    あとがきで単行本ができた事情が説明されている。著者は当時学生だったそうだ。けったいな間取り図をコレクションし、フリーペーパーや間取りをプリントしたTシャツ(!)を作ったりしてたこの著者も、それを本にしようと思った編集者も、いやまあ面白い方たちです。

  • 世の中に氾濫する珍間取りにツッコミをいれつつ、そのバカさに愛情を持って収集する本。こんな家でどー生活すんのよ?と呆れつつ、実際これに住んでる人がいるんだよな…という現実は奇なり。

  • わらった。わらった。(’0`)∥
    これ、ほんとにある間取りなんですかね。
    どうなってるんだか、わからないものもあり、
    部屋よりバルコニーが広いとか…
    借りる時って 何を基準に考えたらいいんだろう??

    たまに、開いてクスッって笑いたい本です。

  • 行ってみたい、見てみたい、寝っ転がってみたい間取りがいっぱい。毎ページ歯間から笑いが漏れます。

    新書版の装丁が好きだけど、書店で見かけたのでこの版で買ってしまった。

  • へんてこ間取り集。
    2次元の限られた間取りの情報から、広がる妄想。
    どんなにへんてこな間取りも、物件の周りの土地、オーナーとの関係から、そうならざるを得ない必然性がある。間取りだけを取り出してみると、奥にある理由はみえてこない。見えないものを妄想する楽しさがある本。
    間取りも一つのデザイン、表現なんだなと思った。

    住んでいる家を探す時、間取りを見るのって楽しかったな~。

  • 一度は手放したものの、最近物件さがしにハマってる同僚に見せたくて、買い戻し。再読したけど、やっぱり可笑しい。こんな間取りどこから見つけてきたんだというのと、ピリリと黒いコメントがあいまって。

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