戦後少女マンガ史 (ちくま文庫 よ 19-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423580

感想・レビュー・書評

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  • スーパースター米沢の、米粒ひとつもらさぬ少女マンガ史。もし存命で、このつづきを書いてくれるとしたら、いったいいまの少女マンガをどのように思うのだろうか。
    巻末の少女マンガ年鑑も素晴らしいが、木原敏江を突出して書いてくれたのが
    単純に嬉しかった。「少女マンガで泣かせることができるのは、木原敏江と大島弓子
    だけである」。とにかく大島弓子好きなんだよね、米やん。

    この本は書き出すとえんえん長くなってしまうので割愛。解説も素晴らしかった。

  • ディープすぎてちょっと私には理解しがたいです。
    どこらへんから、ホモがでてきたとか そうゆうことしか覚えてません。

    しいて言えば、漫画のタイトルがいちいちかわいいことです。
    すてきなコーラとか、かわいすぎるでしょ!!

  • 基礎文献。

  • 高校生の頃これを学校の図書室で読んで、萩尾さんや竹宮さんを知りました。これは最近復刊したバージョンみたいです

  • 小学生の頃、クラスメイトに借りた楳図かずおの怪奇マンガは、本当にこわかった。「サインはV!」も「アテンションプリーズ」も「ひみつのアッコちゃん」もテレビだけど知ってるぞ。「キャンディ・キャンディ」「生徒諸君!」は妹に借りて読んでいた。我が家の向かいののおじさんは「なかよし」の編集長だった・・・。てなことを思い出しました。労作。

  • 80年刊行の少女マンガ通史。ちょうど自分がリアルタイムで読み始めるあたりまでの過去が網羅されております。少女マンガの通史というのはこれ以外ないらしく(アマゾンレビューより)、やはり米沢先生の仕事は偉大であったと思うのです。文庫化に際してのはじめにで、去年ご逝去されたことを今頃知りました。改めて合掌。

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著者プロフィール

1953-2006年。熊本県生まれ。漫画批評家。長年にわたりコミックマーケット代表を務める。『藤子不二雄論』にて第26回日本児童文学学会賞受賞。著書に戦後マンガ史三部作、『アメリカB級グッズ道』ほか。編書に『マンガ批評宣言』『別冊太陽発禁本』ほか。

「2014年 『藤子不二雄論 FとAの方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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