ちくま日本文学012 中島敦 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425126

感想・レビュー・書評

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  • 中国に題材をとったものは面白く読めたが、それ以外は面白くなかった。

  • 中島敦、まさに人生の伴侶たる書。山月記は」何度読み返したか分からない。
    李陵、蘇武、司馬遷…二千年前の人々の、魂の叫びと、現代人の共感。

  • 中島敦のちょっと堅苦しい文体が大好き。「山月記」はいわずもがな、「名人伝」や「悟浄歎異」も好き。

  • ●以下は『かめれおん日記』についての感想。

    ●友達に勧められた『悟浄出世』『悟浄嘆異』で書こうと思ったんだけど、まあいいか。どれでも一緒です。(←おい)
    考えすぎて行動できない知識人が、鬱々と己と世界について思い悩む話ですな。(←だから断定すな。)
    ああ、なんだか若かりし頃のおのれを思い出すようだわあ。わあわあ。
    こんな人たちにはやはりこの箴言こそが。

    「考えるな!感じるんだ!」

    李小龍は偉大だった、と言うおはなし。(←それは絶対違う。)

    ●でもなんだかんだ言って中島敦はすばらしいです。
    中国古典物は定番ですが、南方の怪異譚が素敵です。水木しげる御大の絵が似合うと思うんだ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。1926年、第一高等学校へ入学し、校友会雑誌に「下田の女」他習作を発表。1930年に東京帝国大学国文科に入学。卒業後、横浜高等女学校勤務を経て、南洋庁国語編修書記の職に就き、現地パラオへ赴く。1942年3月に日本へ帰国。その年の『文學界2月号』に「山月記」「文字禍」が掲載。そして、5月号に掲載された「光と風と夢」が芥川賞候補になる。同年、喘息発作が激しくなり、11月入院。12月に逝去。

「2021年 『かめれおん日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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