外人術: 大蟻食の生活と意見欧州指南編 (ちくま文庫 さ 33-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426116

感想・レビュー・書評

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  • 社会

  • 2009-07-00

  • 積み本。読むと傷だらけになる(精神が

  • もくじで十分。
    ところどころ読んでも、食欲わかず。

  • 佐藤亜紀さんの作品はこれが初めて。独特な表現と語彙の使い方、そして、辛辣な意見がとっても新鮮でした。欧米旅行の際には、彼女の意見を頭入れておくと参考になりそう。

  • 文体に癖があって、鼻につくような気もしたけれど、だんだん好きになりました。作者の意地っ張りな感じと、ヨーロッパの雰囲気がマッチしていてよい。ヨーロッパって楽しいよねえというよりは、ヨーロッパの意地の悪さも含めた良い雰囲気が伝わってくる。

  • 経験と教養に裏付けされた上等な「ケチのつけかた」見本。見習いたい(無理だけど)西洋美術史を研究してた人なんだ、と初めて知った。

  • 2010/4/12購入
    2012/2/23購入

  • 面白かったです。佐藤亜紀の鋭い切れ味の言葉がさすがだなと思いました。「ヨーロッパ」をちゃんと味わいたい方は一読をおすすめします。

  • なぜだか勝手に男性だと思い込んでいたけれど、
    この作家さんは女性でした。

    中欧のことについては、ほとんど知らないし、
    そもそもヨーロッパに行ったことがないうえに、
    ユーロ以前の話も多いし…。
    よくわからない、というところが多いのだけど、
    パリのコインランドリーの話とか、
    ムスリム=犯罪者的なことをいう、日本人の話に同意することなく、
    かといって相手を怒らせずに相槌をうつのは難しい、とかそういうのがよかった。
    この人目線の、もっと最近のヨーロッパの話が読みたい。

    自分は、国際交流だなんだと、
    嬉しげに話す仕事をしているわけなんだけど、
    この人の話に同意できる自分と、自分の仕事の成果の間にあるギャップを解消するに必要なものは何なんだろうか。
    とっつきやすさか?

    ヨーロッパで湯治とか、やってみたい。

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著者プロフィール

1962年、新潟に生まれる。1991年『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。2002年『天使』で芸術選奨新人賞を、2007年刊行『ミノタウロス』は吉川英治文学新人賞を受賞した。著書に『鏡の影』『モンティニーの狼男爵』『雲雀』『激しく、速やかな死』『醜聞の作法』『金の仔牛』『吸血鬼』などがある。

「2022年 『吸血鬼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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