齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫 さ 28-5)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 715
感想 : 123
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426970

感想・レビュー・書評

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  • 内容を理解するだけでなく、自分の言葉に置き換えられる力が大切。3色ボールペンで本に書き込む。本を汚しながら読んでいく。ページを折るなど、私が今までしてなかったことが書いてありました。そして筆者に憑依すること。これらを今持っている本で実践してみると、理解が高まるし、早く読めるし、読み返すときにとても読みやすい!大発見でした。ただ、私は図書館で借りてる本が多くて汚せない、、
    本棚を買って本を置こうと書いてましたが、引っ越し族&地震が心配&狭い賃貸に住んでいる私には無理です。本が買える人いいな、、

  • 2006年版

  • 本をいくら読んでもそこで得た知識を自分で使えるようにならないと意味がない。この本では本の要約を言えるだけでなく、新たな価値を付与できることを目標としている。勉強するために本を読みたいと思っている方には入門書としておすすめだと思います。

  • 要約力を鍛えた上で自分なりのコンセプトを付与するというAレベルの理解力に到達するための具体的な方法がわかった。特に本文から引用して、その引用箇所を自分のオリジナルのキーワードを使って要約するというのは効果がありそうに思えた。

  • 今まではいろいろなサイトから調べた速読術を駆使して速読を行ってきました。速読術の本ではどのような手法が書かれているのかが気になり、この本を読んでみました。

    以下、この本から得たことを書いていきます。

    タイトルの通りですが、読書の目的とその手法について書いてあります。

    ### 読書の目的

    - 本の要約ができるレベルに終わらず新たな価値を付与してオリジナルのアイデアや提案、見方が出すこと(=理解力Aになる)
    - バランスの取れた価値判断能力が養われる。価値観の偏食を直してくれる。
    - 本から新しい概念を得る。そしてその概念を駆使できるようになる。

    ### 速読の方法
    - 2割読書法:2割りを読んで8割りを理解する
    - 読む2割りをおさえるために、テーマを外さないようにする。
    - テーマは、タイトル、帯、目次から推測する
    - 引用ベスト3(キーワード/文章/段落などから人に本の内容を伝える前提で、3つは選ぶように読む)

    さらに自分の意見を加えられるようになるには

    - 著者のテーマに違和感や共感を持ったところをポイントにし、どんな天に違和感を持ったか共感を持ったかを明らかにしながら読む。

  • 話が面白い。
    速読をやってみたいと思った。
    でも齋藤先生のようには難しいかな。
    少しでも近づけるように頑張ります!

  • 二割読書法という方法で読むことによって、一冊あたりにかける時間を少なくしてたくさん本を読むというもの。資料などを見るときにも役立つことなので、読んで良かったと思った。

  • TOEICのリーディングを上げるにはまず日本語の理解力や一部から他のポイントを理解する推理力を上げねば…と思い購入。具体的なノウハウだけでなく、なぜ読書が必要かということも丁寧に書かれている。将来子どもにも読ませたい。

  • 読みたい本がたくさんありすぎること、もっと知識を深めたいと思ったことで、速読法を身に付けるために読みました。
    読了後に初めて手に取る本で実践したところ、30分で読み切れました。

    まず、文が読みやすいのですぐに読めます。
    本を全部読まなければならないという概念を捨て、「二割読書法」で本は理解できる。すべてが大事な本はない、という概念に目から鱗が落ちました。
    確かに一語一句漏らさず読んでも、結局言いたいことは1つか2つという本が多いです。読み飛ばす勇気を持って本を読もうと思いました。
    系譜を追って本を選ぶ、三色ボールペンで印をつけながら読む、締切を設定して逆算して読む、書評を書くつもりで大事なところを拾う、などこの本は大事なところが2割以上あります。
    私は読んでも内容をすぐ忘れてしまうCランクなので、まずはBランクを目指したいと思います。

  • 多作著者の作品においては、どうしても他の著作で読んだ事ある様な内容・表現に出くわしてしまうのがちょっと残念。ただ、著者の言わんとする方向性には共感する部分多く、ついつい買ってしまう…



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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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