- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480430496
感想・レビュー・書評
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ブラウン管テレビで30分連続ドラマを見ているようなイメージ。ドタバタジタバタ。
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文学
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昭和のテレビドラマのような味わい深さ。年上の女優が、年下の夫を若い新劇の女優に奪われるというなんとも切ない話なのに、どこか飄々としてて楽しめた。
遠出するときにバッグに入れて、読んでは放置を繰り返したが、開くたびに登場人物が生き生きと目の前に現れて楽しませてくれた。そんな一冊。 -
面白かったんだけど、後味がなんとも…人によって爽快だったりモヤモヤしたりは違うかもなぁ。
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可もなく不可もなく
読み物として読む -
帯に惹かれて購入。
この本の帯の煽りは私今まで観た中で一番惹かれた。この帯を書いた人を知りたい。(書店員さんかな)正直この帯が無ければ目に止まらなかったと思う。
*感想*
昭和初期の作品なのにとても読みやすかった。昭和三十年代のレトロな雰囲気がふんだんに散りばめられていて、古い喫茶店でレコードを聴いてる様な気分になる。タイトル通りコーヒーづくしの小説なので自分でも凝ったコーヒーを入れて、それを片手に読み進めたい作品だった。
*ネタバレ気味な感想*
もうちょっとベン助とアンナを懲らしめても良かったな。あのお馬鹿で図々しい二人はには、離婚の場面からずっとモヤモヤしてたので、ドカンと痛い目に遭ってくれないと気が晴れぬ。
そして、コーヒー狂い達を唸らせ、それの為に結婚までしたくなるモエちゃんのコーヒーは一体どんな香りと味なんだろうか…。
もうヨーロッパでコーヒー店を開いて、帰ってこなくてもいいと思うよ☕️ -
私もモエ子さんの珈琲が飲みたい。