- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480430496
感想・レビュー・書評
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昭和の庶民のテンポの良い会話、あと無根拠に前向きな空気、ラストが快活で良かった
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小旅行の車中用で物色中に、書店のキャッチみて。普通に読めたけど、出てくる主人公全員に共感できず、ちょっと残念な時間潰しだったかも。
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読み進めるのに苦労した、。
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登場人物に愛着が湧かず読み進めるのが辛かった。評価高い人が多いから私の読解力の問題なんだな。
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コーヒーにここまで振り回される人生あったら面白いと思ったけどもし自分がこの立場だったら流石に嫌になりそう、笑
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コーヒーじゃなくて、私を見て!!!というもっともなお話。
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高松に行くと読みたくなる。
そして、読むとしばらく獅子文六を読み返したくなる。 -
昭和の時代背景が漂うユーモアたっぷりの恋愛小説。主人公、モエ子はドラマの人気端役だが、物語もテレビドラマを観るような感覚で読んだ。
43歳のオバさん(作中ではおばあさんとまで言う)が主人公の恋愛話は余程変わっていると思うが、その展開も中々新鮮で、恋愛心理だけを延々と書き連ねながら表向きのエピソードはほぼ皆無に近い恋愛小説とはちがって展開を楽しむ事もできる。登場人物それぞれが、人物像を持ち、説得力があり、そして皆に共感できるところは流石と感じる。
60念前の小説だが、文体はここまで違うか、と思うほど。嫌いではなく、むしろ味わい深いし、面白い言い回しに感心する。終盤の物語のまとめ方がとても好きです。黎明期のテレビ業界事情がかなり詳しく、当時の読者はここにも興味をそそられたのではないかと想像する。今の業界の人が読んでどう感じるか聞いてみたい。
他の作品にも興味がわきました。
あとがきで作者はこの作品でコーヒーをがぶ飲みし、相当体を悪くした模様。書き上げた5年後に死去しているところからも命を削って書いた本であることを知り、読ませてもらったことに感謝する思いが強まった。 -
昭和の匂いを感じる、軽やかな恋愛コメディ。不思議とコーヒーの香りが漂ってくる文章。美味しいコーヒー飲みたいな~!