武家文化と同朋衆 ――生活文化史論 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480510082

作品紹介・あらすじ

足利将軍家に仕え、茶や花、香、室礼等を担った謎のクリエイター集団「同朋衆」。日本らしさの源流を生んだ彼らの実像に、はじめて迫る! 解説 橋本雄

感想・レビュー・書評

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  • 1990年三一書房版を読んだ。30年以上前に天文年間の文化の発展をまとめた研究をしていた人がいたんだな。
    会所の文芸としての室町の文化、それを支えた同朋衆、市中の山居と草庵茶湯、元々は芝居を見るでなく芝居で見るだったこと、外国人がパリのホテルでやった連歌とその時感じた羞恥心、寄合の芸能としての茶の湯と連歌・俳諧、唐物流行や北九州の禅僧の間に生まれた渡唐天神説話、禅院茶礼、在京大名や年中行事などの室町幕府の制度、山水河原者と時宗、能と狂言、君台観左右帳記、伝書、国焼、京料理、蓮月尼などなどについて言及している。

  • 同じような論考が5回ぐらいくり返して載っているので、無駄に厚い。違う史料や観点ならともかく。100ページぐらいの内容なので時間がもったいなかった。著者の年金的な出版なのかね。

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著者プロフィール

村井康彦(むらい・やすひこ):1930年山口県生まれ。京都大学文学部大学院博士課程修了。専攻は日本古代史・中世史。国際日本文化研究センター名誉教授・滋賀県立大学名誉教授。著書『出雲と大和』『藤原定家「明月記」の世界』『茶の文化史』(以上、岩波新書)、『武家文化と同朋衆』(ちくま学芸文庫)、『王朝風土記』(角川選書)など多数。

「2023年 『古代日本の宮都を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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