女が読む太宰治 (ちくまプリマー新書 109)

  • 筑摩書房
3.11
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本棚登録 : 209
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688125

作品紹介・あらすじ

座右の書、作家道、芸人魂、恥かしがり方、熱狂の冷まし方、愛され方、自己演出法、妻のあり方、読書でイク法、小説の書き方、読者の選び方。たとえ反面教師であれ、ぜんぶ彼が教えてくれた!12人の現代女性が読む新しいダザイ。

感想・レビュー・書評

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  • 最初の佐藤江梨子の文章はよく分からなかったけど、他の文章は面白かった。
    太宰自身の魅力も再発見できてよかった。

  • 女性から見た太宰治。

    正直、太宰治は一冊も完全に読了したことはない。

    古典は難しい。と勘違いしているからだ。

    太宰治の魅力とは何か。

    それは、女でも男でも同じく感じるものなのか。

    とりあえず、太宰治の「人間失格」は読んでみよう。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/496766

  • 香山リカさんと井上荒野さんが面白かった

  • 図書館で借りて読了
    欲しいなぁ

  • 文学

  • 豪華執筆陣による女目線で読む太宰。実の娘・太田治子さんの文章はやっぱりドスがきいている。格と深みが違う感じです。サトエリの続・グッドバイはあなたなんて大それたことを…と。辛酸なめ子さんの文章がいちばん面白かった。爆笑した。ホスト風葉蔵モテテクニック。平安寿子さんの文章がちょっと気持ち悪い…。30分くらいで読める軽い読み物といった感じです。西加奈子さんも参加されてます。

  • 勉強になりました。

  • 12人の女性たち、芸能人から大学教授まで広い分野の人たちがそれぞれの太宰治観を語る。
    なんだろ、中身はあまりないんだけど、色んな意見があるんだなと楽しく読める本。僕も太宰が好きなんだけれど、男性と女性じゃこんなに違うのね。女性は全体的に、太宰を母性的な目線で見ていて、どうしようもないんだけど仕方ないなぁ、私が優しく見守ってあげる、という感じ。男とは違うんだね。
    と、ここまで書いて思ったんだけど、男は太宰をどう思っているのか。僕とも意見が違ってくるんだろうな。ちょっと気になる。
    だけど、「男が読む太宰治」って本が出ても、絶対中身は下衆な感じになるんだろうなと思い、やっぱ知りたくないなと思いました。

  • 期待していた分すこしうすっぺらい感じがあってショック。
    大好きな西加奈子さんと太田治子さんの文章しか読まなかった。
    いちばん嫌だったのは集英社文庫の一新された表紙のような媚びた挿絵…。

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