宇宙就職案内 (プリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 194
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688804

作品紹介・あらすじ

宇宙を職場にしているのは、宇宙飛行士や天文学者ばかりじゃない!地球の生活圏は上空36000キロまで広がっている。仕事場、ビジネスの場としての宇宙案内。

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙観察について、仕事という切り口から説明した一冊。望遠鏡でも、観察屋と理論屋は分れていて、きちんとしたプロポーザルを出せば、専門家でなくとも、大きな望遠鏡で観察してもらえる可能性があるとか。
    衛星や宇宙滞在の話がたくさん出ていて、興味深く読んだ。
    日本最南端の石垣島天文台にはたった一人の専属研究員がいて(仕事は基本17-24時)、昼はシュノーケリング、夜は観察三昧だそう。人間離れしそう。

  • サイエンス

  • 宇宙をなりわいにする人というのは天文学者や宇宙飛行士だけではないんだ、ということをやさしく教えてくれる一冊。
    宇宙にいろいろなビジネスチャンスがあるのは紛れもない事実で、その可能性は無限と言ってもいいんだろう。ただ、それがワタシの生きている間かと言うと…。そういう意味では、多分この本がいちばん効くのは中学生や高校生だ。

  • 新書文庫

  • 宇宙飛行士以外の宇宙にかかわる職業を紹介する本。少し読みにくい文章とレイアウト。目次のつくり方は良い。

  • 2014年5月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
    請求記号: 538.9//H48

    【選書理由・おすすめコメント】
    これからより現実的になってくる宇宙での暮らしで、必ず重要な役目を果たす、宇宙職について具体的に書かれていたからです。
    (化学科2年)

  • 宇宙と実社会の関わりが幅広くかつ分かりやすく記述されています。将来宇宙の仕事につきたい人だけでなく、一般的な宇宙入門書としても最適です。

  • 2012年9月14日購入。
    2013年1月15日読了。

  • あまり有用と思えなかった。
    少なくとも就職案内にはなっていないだろう。

  • 「研究者になるかJAXAに就職するか、以外にも宇宙と関わる仕事に就く方法はあるんだよ」的な内容を期待していたが、そしてこの本もそういう目的で書かれているはずなのだが、そういう話はあまりなかった。宇宙開発のふつうの話が多し。タイトル後付け?

    「研究者になるかJAXAに就職するか、以外にも宇宙と関わる仕事に就く方法はあるんだよ」的なのは、
    宇宙を開く 産業を拓く 日本の宇宙産業 Vol.1 (日本の宇宙産業 vol. 1) の巻末の
    日本の主な宇宙関連企業一覧
    http://www.amazon.co.jp/dp/4861304512
    が素晴らしくよくまとまっている。

    --
    天文学者も夜はちゃんと寝ている
    「宇宙に憧れを抱きすぎてJAXAに入社すると、理想と現実の違いに挫折感を抱く人が少なくないと言うのはよく聞く話だ。」

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著者プロフィール

監修:林公代(はやしきみよ) 日本宇宙少年団情報誌編集長を経て2000年からフリーライターに。書籍、雑誌、ウエブサイトで宇宙関連の記事を企画、執筆、編集。20年以上にわたって宇宙飛行士や宇宙関係者へのインタビュー、NASA、ロシア、日本でのロケット打ち上げ、皆既日食、すばる望遠鏡(ハワイ)アルマ望遠鏡(南米チリ)など宇宙関連施設、関係者への取材を続けている。

「2021年 『るるぶ宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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