何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1 (ちくまプリマー新書)
- 筑摩書房 (2015年1月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480689313
感想・レビュー・書評
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大学入学前の高校生におすすめしたい図書。
中学生向けなので平坦な言葉で書いてあるが、中身はしっかりしている。
共著なので、コラムの寄せ集めみたいになっているのだが、先生によっては「何を言ってるんだろう」という主張もあり、飛ばし読みした。個人の好みだと思うが。
先生がそれぞれおすすめの本を紹介しているので、本選びに困った時にこの本を読むのも良いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このテーマは大人でもなかなか答えが出しづらいのではないか
話の内容はとてもわかりやすい
このテーマ高校生では遅いと思う
考えることはとても大切で必要だ
あきらめないこと -
展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 002//To79
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そうだ!そうだ!と拍手して言いたくなり、自分が学生のときに読みたかった!と思った。
そして、そうだ、大人になっても学び続けねば、学びは楽しいことだ!と思わせてくれた。
とくに、外山滋比古さんの話がすごくナットク。100点をとることに何の意味があるんだ、個性は失点部分にあらわれる、というのは本当にそうだと思う。
上手に忘れること、頭のゴミ出しというのもステキ。
結局のところ、人から与えられるものではなく、自分で発見して、カラをやぶっていくことが必要なんだな。
全体的におもしろかったし、なるほどと思ったけど、読書案内はちょっと難しそうな本だった。
たしかに古典をよむのは大事だと思うけど、読んでみてつまらなかったら、もう本なんて読むのやーめた、と思いかねない。
「これを読まなければいけない」、ということはない。
茂木さんが書いてるように、自分の野性のカンで、そのときにこれだ!と思う本を読むのが結果的にはいいんじゃないかな。 -
<閲覧スタッフより>
大学教員が学びのおもしろさを語った本、学生がゼミや授業で学んだ成果をまとめた本を集めました。大学での学びがよく分からない方、さまざまな学びに興味のある方、ぜひご覧ください!
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所在記号:新書||002||ナン
資料番号:20103247
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002
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オムニバス系の本。5巻までのシリーズの第1作目。中学生向けに書いてあるため、非常に読みやすい。
個人的には外山さんが書いた知識が増えすぎると良くない、的なことが心に残った。他にもいろんな人の話を少しずつ知ることができ多角的な方面から「学ぶ」ことについて考えることができる本。 -
【収録作品】外山滋比古「知ること、考えること」/前田英樹「独学の精神」/今福龍太「学問の殻を破る」/茂木健一郎「脳の上手な使い方」/本川達雄「生物学を学ぶ意味」/小林康夫「学ぶことの根拠」/鷲田清一「『賢くある』ということ」
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三葛新書002||CH||1
学校で正解のある問題について「学ぶ」ことはあるけれど、
人生で正解のない問題に直面したときに
私たちはどのように思考し、対処していくべきなのか。
そのことを各分野の達人たちがわかりやすく教えてくれます。
頭の良さ=賢さではない事を感じることが1冊です。
みなさんも達人の声を聴いて、人生における学びとは何かということを
一緒に考えてみませんか?
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=79864 -
著名な学者の方々による「学び」の指南書。
個性的な方々だけに、誰もができることではないが、誰にもできないことではない。
読書案内には、懐かしいものがあったり、そんな本があったのかと驚かされるものもあり、思いの外楽しめた。