杉浦日向子全集 第4巻

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480701848

感想・レビュー・書評

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  • さすが、話も絵も趣きがあって、楽しめました。

  • 2015.5.19読了。北斎とその娘さんと居候と周りの人たちと。生活感と絵への思いと。一つ一つの話が心に沁みました。映画も良かったです。

  • 「北斎と応為」から、お栄つながりで読んだ。現代よりずっとずっと、不思議や謎や解明されない事どもに囲まれた時代。死や疫病や厄災が身近だった時代。明日をも知れぬ暮しではあるけれど、それが現代より不幸だったとも思われぬ。

  • 人物がいきいきとしてます。

  • 葛飾北斎と浮世絵師たち。
    マイペースで頑固なじじいの北斎と同居する、北斎実子のアゴこと、お栄、居候でなんちゃって浮世絵師の善次郎。

    彼らはすごく散らかった家に住んでいる。
    でも大らか。

  • 江戸の懐ってすごいなー。
    困った奴もヒトじゃないヤツも一杯いるけど、世話好きやらお節介焼きやらはもっといる。

    夜中に女が出歩いて、他人んちの屋根の上で、知らない男達と火事見物。妾んちで死んだと思われて河原に捨てられた旦那は気の毒だけど、河原乞食から菰やらメシやら分けて貰ってる。

  • 2007年6月14日(木)、読了。

  • 杉浦日向子全集第4巻<br>解説「深川心中」荒木経惟

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著者プロフィール

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。1993年に漫画家を引退し、江戸風俗研究家、文筆家として活動した。NHK「コメディーお江戸でござる」では解説を担当。主な漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『YASUJI東京』『百物語』、エッセイ集に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『うつくしく、やさしく、おろかなり』『一日江戸人』『杉浦日向子の食・道・楽』『吞々草子』等がある。2005年、没。

「2023年 『風流江戸雀/呑々まんが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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