動物と人間の世界認識

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 115
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480860682

感想・レビュー・書評

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  • 橋元 淳一郎 さんの 『時間はなぜ取り戻せないのか』で引用されていたので読んでいるけど、読みやすいし面白い。

  • 人間が見ているものが世界そのものなんかではないということを、時々するりと忘れてしまうことがある。<br>
    この本で語られているのは視覚面の話が主だけれど、それ以外にも、色々な気付きのある本。こういう気付きがあるから、文系の人も科学の本をもっと読めばいいのにと思う。<br>
    多様されている"イリュージョン"という用語は定義が曖昧で科学的な意味付けに乏しいが、べつに、詩的な解釈でもいいじゃないか。ロマンのない科学なんて!<br><br>
    どうでもいいけどこの本の装丁がかなり好み。

  • 動物たちの行動をみると、人間と同じように世界をみていない。同種類の胴部でも雄と雌でちがう。人間の世界認識も
    じつはまわりのせかいを「すべて」見ているわけではない。見ているのは”イリュージョン”なのだ。

  • 「私の彼氏、超かっこいいの!」と自慢する女の彼氏に限って、なぜブサイクなのかがこの本を読んでわかったような気がした。

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著者プロフィール

総合地球環境学研究所 所長

「2007年 『アフリカ昆虫学への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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