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- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480860682
感想・レビュー・書評
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橋元 淳一郎 さんの 『時間はなぜ取り戻せないのか』で引用されていたので読んでいるけど、読みやすいし面白い。
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人間が見ているものが世界そのものなんかではないということを、時々するりと忘れてしまうことがある。<br>
この本で語られているのは視覚面の話が主だけれど、それ以外にも、色々な気付きのある本。こういう気付きがあるから、文系の人も科学の本をもっと読めばいいのにと思う。<br>
多様されている"イリュージョン"という用語は定義が曖昧で科学的な意味付けに乏しいが、べつに、詩的な解釈でもいいじゃないか。ロマンのない科学なんて!<br><br>
どうでもいいけどこの本の装丁がかなり好み。 -
動物たちの行動をみると、人間と同じように世界をみていない。同種類の胴部でも雄と雌でちがう。人間の世界認識も
じつはまわりのせかいを「すべて」見ているわけではない。見ているのは”イリュージョン”なのだ。 -
「私の彼氏、超かっこいいの!」と自慢する女の彼氏に限って、なぜブサイクなのかがこの本を読んでわかったような気がした。