20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484101019

作品紹介・あらすじ

いくつになっても人生は変えられる!「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる。起業家精神とイノベーションの超エキスパートがまとめた「この世界に自分の居場所をつくるために必要なこと」。

感想・レビュー・書評

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  • 自分で自分の天井を決めない。光輝くチャンスを逃がすな。
    役割を引き受けること。
    自分に言い訳をしないと決めること。
    身近な人に親切にすること(世間は狭い。評判は大事)
    ちょっと自分には難しいと思っても、チャンスに対応できるように自分のスキルを組み替える努力を惜しまない。
    40代でも十分はっとする内容。これからの子育てにも役立ちそう。

  • 私は今年、40歳。不惑と言いますが、どっこい私は
    煩悩だらけです。20歳の倍も生きてきましたが、
    この本から、すこし元気をもらえました。

    以下、この本の一部をご紹介。

    ・問題は至るところにあり、工夫して解決しようという
     意欲をもった人たちを待っています。(中略)まず必要
     なのは、問題は必ず解決できる、という気概を持つこと
     です。
    ・アイディアを思いつくには、可能性の海を探索しなけ
     ればならない、ということを肝に銘じておいてくださ
     い。(中略)わたしたちが無意識に課してきたルール
     をやぶればいいのです。
    ・たったひとつだけルールがあるとすれば、あなた自身
     がエネルギーと想像力を解放してあげればどこまでも
     行ける、ということです。
    ・チャンスはつねにあり、見つけられるのを待っていま
     す。誰かに声をかけられるのを待ちながら、慎重に
     様子を見るのではなく、チャンスはつかみに行くのです
     。がむしゃらに働かなければならないし、エネルギーも
     使います。意欲も必要です。でも、これこそがリーダー
     をリーダーたらしめている資質であり、指示待ちの
     一般人とは違っているところなのです。
    ・失敗を経験し、成功も経験するなかでこそしっかりと
     深く学ぶことができる。
    ・目標を絞り、ひたむきに努力すれば、幸運が舞い込む
     確率は上げられます。しかしながら、努力以外にも
     使えるツールはあたくさんあります。訪れた機会を
     歓迎する、チャンスが舞い込んだら最大限に活かす、
     身の回りの出来事に目を凝らす、できるだけ多くの
     人たちとつきあう、そして、そのつきあいをできるだけ
     いい方向で活かす。自分自身で運を呼び込むとは、 
     悪い状況を好転させ、いい状況はさらに良くすること
     なのです。幸運に恵まれる確率は大幅に高めることが
     できます。そのためには、できるだけ幅広い経験をし、
     そのけいけんを独自の方法で結びつけること。そして、
     恐れることなく、自分の人生を演じたいステージに 
     上がろうとすることです。
    ・当時、遠い将来が見通せず、深く実なことだらけで、
     不安でしかたありませんでした。25年後のいま、
     私は将来を違う風に見ています。不確実性こそ人生の
     本質であり、チャンスの源泉だと。(略)不確実性
     こそが、イノベーションを爆発させる火花であり、
     私たちを引っ張ってくれるエンジンなのだと。

  • 大学での講義はすごいですよね!このクリップを出来るだけ価値のあるものに変えなさい。日本ではまずありえないと思うんだけど、学生もすごい。そこから確かに価値のあるものに変えているし、グリップにとらわれていない。

    物事を解決するときに、最高の案と最悪の案を出して、この最悪の案を練り直した案は意外と使える。なんでしょうか…アイデアって、イノベーションってこんな感じで生まれるのかなぁー。

    解決出来ない問題はなくて、困難な道をあえて選び成功する人もいる。目的地までの抜け道を見つけて、早くに到着するひともいる。

    二つの人間がいる。やりたいことを許可してくれるのを待つ人、自分自身で許可する人。自分でつかみにいったほうが良い面がたくさんある。

    財布の話をしてみる。財布には少しくらい使いにくさがあるでしょう。そこを改善した財布を作れば、ひとつの商品になる。

    目の前に転がっているチャンスを活かせる人は外交的、楽天的。失敗もプラスの経験に変えていける。

    謝りかたを身につける。失敗したときは素直に謝る。

    チャンスとかは意外と転がっている。そのチャンスを見逃さないで、活かせるようにするのが大切。アイデアは考え方次第、難しそうだけど発想をかえることが必要。

  • NHKで放送されていた人気番組「スタンフォード白熱教室」でおなじみのティナ・シーリグ女史の著作です。シリコンバレーの起業家たちはこういう思考訓練をしているのかという一端を知る良書です。

    以前テレビで「スタンフォード白熱教室」が放送されていて、それで興味を持ったので手にとって読んでみることにしました。スタンフォード大学の学生は日ごろからこういう授業を受けているんですね。グーグルやヤフーがこのキャンパスから生まれる理由がなんとなくわかったような気がしました。この本はもともと、二十歳になる息子さんに向けて書かれたのだそうですね。この本の中には、作者のティナ・シーリグが経験した成功や取り返しのつかない失敗に関することも率直に書かれていて、それは大変好感をもてました。

    この本には
    「ルールは破られるためにある」
    「自分で自分に許可を与えよう!」
    「問題解決の方法はつねに存在する」
    「早く、何度も失敗せよ」
    「機が熟すことなどない」
    「新しい芽で世界をみつめてみよう」……。

    一見センセーショナルな言葉が並びますが、特に「自分で自分に許可を与えよう」という章に関するくだりで、彼女が自分の会社を立ち上げて社長になったり、科学の初心者向けに本を書いてみるというのは誰かに許可されてやったものではなく、自分で、自分に許可をして実行し続けた結果なのだと、よく機が熟すまで待つ、なんてことはささやかれていますけれど、そのまえに自分で動いてこそ、結果はついてくるのだと。そういうことを教わったような気がいたします。

    そして、作中に何度かスティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学で行ったスピーチが引用されていて、ここで実際にスタンフォード大学の教授が自身の著書で引用するくらいだから、あそこで話されたことはやはり「真理」だったんだなと改めてその思いが強くなりました。

  • ■マインド
    ①ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世の中のギャップを見つけ、それを埋めることです。
    ②新しいサービスを考えるには、常識だと思われることを洗いざらい挙げていくこと。しかし一番難しい作業である。
    ③何かを決める際には、過去にどれだけコストをかけたかを考えに入れるべきではない。たいていの人はこの原則しっているが、引くに引けない諸侯群に落ちいる。
    ④生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育とごらく、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びででもあるのだ。

  • 満足度の高い一冊。

    読み終えてみた率直な感想として、タイトルが「20歳のときに理解できたらよかったこと」がよい、とまず思いました。
    恐らく自分が二十歳の時にこの本に出会っても、「知る」ことはできても「納得し、理解する」ことはできなかったと思います。
    社会に出て、それなりに経験を積んでいるからこそ、吸収しようと思える内容でした。

    以下に、特に心に響いた文章を挙げます。
    「よき観察者であり、開かれた心を持ち、人あたりがよく、楽観的な人は、幸運を呼び込みます。」
    「人との関わりはすべて、プールに落ちる水滴に例えられます。(中略)ポジティブな関わりは透明な水滴であり、ネガティブな関わりは赤い水滴です。一滴の赤い水を薄めるには、透明な水滴が何倍も必要です。」
    「常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください。」
    「自分や他人の間違いにもっと寛容で、失敗も学習プロセスの一環だと思えればよかった」

    上記以外にも、胸を打つ言葉がたくさん詰まった一冊です。
    読み手によって、心打たれる言葉は違うでしょう。
    ただ、仕事に真剣に向き合っている人・向き合いたい人全員にオススメしたいと思います。

  • 自分で自分に許可を与えること、これが重要

  • 日本の教育にかけているものがこの本に書かれています。それは、自分で考えて行動するということ。教師の板書をひたすら写し暗記する受け身教育とは対極にあるものです。
    さて、社会に出て役に立つ教育はどちらでしょう?
    上からの指示待ち人間ばかり増やす日本の教育制度自体にそろそろメスが入れられるべきなのだが・・
    本書には刺激的な言葉がどんどん出てきます。
    「並外れた業績を達成した人々の最大の味方は、他の人たちの怠慢である」(P83)
    「自分(経営者)は自分の会社と一体ではないし、製品と一体でもない。往々にして同一視しがちだが、失敗したからと言って自分が失敗したわけではない。あるいは、成功した時ですら、自分の成功ではない。会社や製品は失敗することがあっても、自分が失敗者なのではない」(P118)
    「目標を絞り、ひたむきに努力すれば幸運が舞い込む確率は上げられます。しかしながら、努力以外にも使えるツールはたくさんあります。訪れた機会を歓迎する、チャンスが舞い込んだら最大限に活かす、身の回りの出来事に目を凝らす、できるだけ多くの人たちと付き合う、そしてそのつきあいをできるだけいい方向で活かす。自分自身で運を呼び込むとは、悪い状況を好転させ、いい状況をさらによくすることなのです。幸運に恵まれる確率は大幅に高めることができます。そのためには、できるだけ幅広い経験をし、その経験を独自の方法で結びつけること。そして、恐れることなく、自分の人生を演じたいステージに上がろうとすることです」(P160)
    「自分の利害ではなく、交渉相手の利害やスタイルに合わせて交渉のやり方を決めるべき」(P173)
    「正しく行動することと、自分にとってベストの判断を正当化することには大きな隔たりがある」(P182)

    勝手に要約すれば、失敗を恐れず、チャンスを生かす、チャンスは人とのつながりから派生することが多いので、人間関係には細心の注意を払いながら、最後は自分で判断し、正しく行動する。

    本書のタイトルは、読者対象層が限定されてしまうのになぜこんなタイトルに?と最初は疑問に思っていましたが、学生から社会へと旅立つ若者への力強いメッセージであることに気づき納得しました。

    蛇足ですが、本書で書かれている内容を読みながら、「TEDスーパープレゼンテーション」で彼女を見たような記憶が・・

  • やりたいことに100%の力を出せというのが、1番響いた言葉。

  • なりたい自分になること、自分になるためには、どうすれば良いのだろう?人生で様々な経験をしながら成長して変わっていくことはできる。しかし若い時に、20歳のときに知っていれば遠回りせずに、さらに高く目標を達成することが出来るだろう。
    そんな若者に勇気を与える本である。50歳になってから読むよりは若いうちに読んだほうが身になるだろう。
    常識やルールなどは見方次第、考え方をちょっと変えてみれば、おもわぬ発想がある。
    他人の助言は、良いと思って言っているようだが、役に立たない。
    幸運、チャンスは自分でつかむもの、他人から与えられるものではなく、待っていてあられるものでもない。

    212
    自分に対してはまじめすぎず、他人に対しては厳しすぎない

  • 新しいことに挑戦しようとしている時期にちょうどいい本だった。
    自分の中では停滞が一番怖く、なにもない日々がずっと続くことはないと考えるので、挑戦することに前向きになれるような本は今の心境にピッタリだったし、これからも持ち続けられるようにそばに置いておきたい本となった。

  • この本を読んで一番印象に残ったのは、「失敗を前提に行動することの大切さ」である。まず、20歳で失敗の経験を多くしている人は少ないと思う。挑戦をしないことの理由が失敗を恐れるからであるか否かを言及することは愚劣かもしれないが、若年層のほとんどの場合はそうであるという印象がある。その印象のもとで話をすると、本著を読むだけでも、挑戦することに対する失敗の恐れの気持ちが少しは軽くなるのではないだろうかと思う。また、大学生には特に、その4年間を過ごす上での基盤となる考え方を形成する材料としてぜひこの本を読んでもらいたい。高校生や大学生にはお勧めしたい本である。

  • 参考になる考え方も多く勉強になったが、翻訳された文章という雰囲気が強い点と引用が多い点で少し読みづらさを感じた。

    この本を読み、特に今の自分に足りないと思った点は3点。
    1つ目は、上手くいかないときは、次のステップに進むための準備段階として貴重な経験を積んでいるのだと考えてみること。

    2つ目は、何かを成し遂げようとするとき、周りから"どうかしてる"と言われるくらいやってみること。

    3つ目は、行き詰まった時に常識を疑う力。疑う時には、まず今常識だと思われていることを全て挙げてみるべきなのだと思った。

    その上で、成功のカギは失敗からの立ち直りの早さにあるのだから、失敗から常に学び続けることを忘れないでいたいと思った。

    また、人は周りが発するメッセージの影響をよく受ける。だから、自分も周りに対してプラスの影響を与えられるような存在になりたい。

  • ハーバート白熱教室などのように対話やコミュニケーションを重視するアメリカの大学は非常に理想的に思えた。このような経験がグーグルのようなイノベーションを生む原動力になっているのかもしれない。

    時間は貴重な有限資源。何気ないお願いにも相手の時間を割いているわけだから常に感謝の気持ちを持たなければならないという言葉は個人的響いた。

  • ○20歳のときに知っておきたかったこと
    【感想・考えたこと】
    ・スタンフォード大学で教鞭をとる著者が、20歳になる息子のために、自分が20歳の時に知っておきたかった、「輝く」ためのコツを綴った一冊。
    ✏︎
    ・意識していないと見逃してしまう、日常に潜んでいる問題・課題を解決しようとする自分に「許可」を与えることで、自分の可能性を広げることができる。
    ✏︎
    ・時間は貴重な有限資源。何気なく周囲の方にお願いし、時間を割いて助けていただいていることに、もっと感謝の気持ちを持たなければいけない。
    ✏︎
    ・★自身のスキルは何なのか、を考えて日々生活する。

    【印象に残ったことば】
    ・☆自身の評判は、自分の一番の資産。
    ✏︎
    ・☆「世の中には50人の人しかいない。」 誰と接するにしろ、一つ一つのやりとりが重要である。
    ✏︎
    ・☆光り輝くチャンスを逃すな。光り輝くとは、いつでも期待以上のことをすると決意すること。(期待される最低限のことしかしないのは、その機会を自分で台無しにしていること。)
    ✏︎
    ・☆いかなるときも、努力が足りないことに対する言い訳はできない。

    【メモ】
    ○価値を創出するためのポイント
    ・いつでもどこでも、周りを見回せば、チャンス(解決すべき問題)が存在する。
    ・既存の資源を活用してそれを解決する独創的な方法は常に存在する。
    ・状況が目まぐるしく変わる現状では、チャンスを見極め、物事に優先順位をつけ、失敗から学ぶことが重要。

    ○問題を解決するには常識を疑え
    ・問題を明確に定義できれば、その解決策は自ずから明らかになる
    ・ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世間の理想と現実のギャップを埋めること。
    ・常識だと思われていることを洗いざらい挙げることが大切。問題を見つけ、常識を徹底的に疑う。

    ○自身の監獄から、既存の一歩以外の方法で抜け出す
    ・私たちは自分で自分の監獄を作っている
    ・すべきことを挙げるよりも、絶対にしてはならないことを知っておくほうが良い。(できることを抽出するより、出来ないこと以外をやっていい。という方が可能性が広い)
    ・「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、素晴らしいことが起きる。

    ○チャンスは掴みに行く
    ・新しい分野に移る場合、それまでに身につけたスキルを活かす方法を見極めるのが最善の方法。共通点はきっとある。
    ・頂点に上り詰める人は、精力的に働く、推進力が大きい、目標に到達しようという意欲が格段に強い。
    ・歴史に動かされるのではなく、歴史を動かす方法を見つける。トレンドに目をむけ、スキルを生かし、影響力を高める。
    ・リーダーになるには、・組織の穴を探す・欲しいものを求める・スキルと経験を活かす方法を見つける・いち早く動く・過去の実績を乗り越える
    ・「チャンスは掴みに行く」それこそがリーダーをリーダーたらしめる資質

    ○失敗への備え、対応
    ・失敗のレジュメを作る(失敗の内容+その失敗から何を学んだか)
    ・引き際を知るのが肝要。やめることすら難しく、うまくやめることはもっと難しい。「心の声に耳を傾け、選択肢を検討する」
    ・失敗は避けられない。成功の鍵は、いかに素早く立ち上がるか。
    ・何もしないことは最悪の失敗。想像力は行動から生まれる
    ・「最高のシナリオと最悪のシナリオを含むあらゆるシナリオを想定し、それぞれの確率に基づいて意思決定し、あらゆる事態への備えが万全になったら、大きなリスクを進んで取るべき」リスク管理の専門家もそう考えている。
    ・失敗は学習のプロセスにつきもの。失敗していないとすれば、それはリスクをとっていないからかもしれない。

    ○自分の可能性を広げる
    ・客観的に自分が今どの位置にいるか、目的とする場所を逐一点検しながら、何においても卓越することを目指す。
    ・情熱とスキルと市場が重なり合うところ、それが自分にとってのスウィートスポット。
    ・何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては仕事であり遊びである。
    ・自分が今どこにいて、どこに行こうとしているかを頻繁に点検し、問題を解決する方法を探していけば、物事がうまく回る可能性が高くなる。
    ・仕事だと思わずに取り組める役割を、社会の中に見つける。

    ○幸運・好結果を呼び込むためには?
    ・目標を決め、その目標に向けて懸命に努力すれば、運命は変えられる。
    ・「運の良い人たち」は、目の前に転がってきた未知のチャンスを活かす。物事が期待通りに進まなくても、最悪の状況から前向きな成果を引き出す。
    ・良き観察者であり、開かれた心を持ち、人当たりがよく、楽観的で、物事に賢明に取り組むことができる人は、幸運を呼ぶ

    ○☆自身の評判は、自分の一番の資産。
    ・大したことのない頼み事は存在しない。頼み事をするということは、貴重な時間を自分に割いてもらうことなので、自分のために何かをしてくれた人に対して、心からの感謝の気持ちを伝えなければならない。
    ・☆「世の中には50人の人しかいない。」誰と接するにしろ、一つ一つのやりとりが重要である。(プールに落ちる水滴理論)
    ・判断に迷ったときの対処法は、将来、胸を張って話せるように、いまの物語を紡ぐこと。
    ・交渉を成功させる鍵は、全員にとって最大限に有利な結果を引き出せるように、全員の利害を探り出すこと。
    ・交渉相手の利害やスタイルに合わせて交渉方法を考える。相手の発言をじっくり聞いて、動機を見極めることが交渉を成功させるために一番大切な準備。
    ・交渉の最も重要な成果は、次の交渉が可能になること。
    ・交渉を効果的に進めるには、自身の最終目標と同様に、相手の目標も理解するよう努め、Win-Winの結果を模索し、いつ交渉の席を立つべきかを知っておくこと。
    ・最高のチームプレイヤーは、他人を成功させるために労を惜しまない。
    ・人の役に立つことができるよう心がける。「大丈夫ですか?私にできることはありますか?」を突発的に言えるように。
    ・「矢(チームの一員)の周りに的(その人が得意なことに近い仕事)を描いた」状況が最高のチーム
    ・正しく行動することと、自分にとってベストの判断を正当化することには、大きな隔たりがある。

    ○光り輝くチャンスを逃すな
    ・頼まれた仕事は常に100%以上の結果を出す。
    ・人生にリハーサルはない。ベストを尽くすチャンスは一度きり。
    ・全ては限界を取っ払い、持てる力を遺憾なく発揮するところから始まる。
    ・及第点に満足せず、自分の行動とその結果の責任は、最終的に自分にあることを自覚する。

  • ★アクションプラン
    1.積極的に「経験」しろ。失敗から学べ。

    2.人と接するのに声をかけられるのを待つな。自分から動け。

    3.自分が投資したことは自分に返ってくる。そして日々その結果は蓄積されている。自己投資に惜しみなくカネを使え。(ex.読書、英会話)



    今まででいちばん書き込んだし、ページを折った本。
    ここに書いてあることは必ずや社会に出てから活きてくると確信している。

    「自分の行動に責任を持ち、経験から学ぼうとする姿勢が大切。」

  • 読み終わった後の興奮が半端ない。


    快適な場所から離れ、
    失敗することを厭わず、
    不可能なことないと呑んでかかり、
    輝くためにあらゆるチャンスを活かすようにすれば、
    限りない可能性が広がる。


    20代で何も背負ってない状態で、
    大企業にぶら下がり、
    このまま人生安泰で終わりたくねぇー。
    って思う気持ちと、

    将来のことを考えて、
    安定を考慮しちまう自分もいる。


    ただ、人生一度きりやし、普通に生きるのはつまらんな!って思った。


    死ぬときに、
    人生言うたらバカ楽しかったって言って死ねる人生にしようと心に決めた1作。


    スタンフォード大学で本気で授業も受けたい。
    スケールがすごすぎる。

  • 『いま、あなたの手元に5ドルが入った封筒があります。2時間でできるだけ増やしてください。五日間の間、計画を練る時間はいくら使ってもかまいませんが、いったん封筒を開けたら、二時間以内にできるだけお金を増やさなくてはいけません。
    これは、わたしがスタンフォード大学で実際に学生に出した課題です。みなさんはどうしますか?』

    「問題を見つけ、常識を徹底的に疑うことで、その問題を解決すれば、大きな見返りがあるという考え方が大事」

  • 疲れる

    おもしろいことも、まぁ書いてある

  • 心に響く言葉がたくさん。

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著者プロフィール

スタンフォード大学医学大学院で神経科学の博士号を取得。現在、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラム(STVP)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(通称d.school)のファカルティ・ディレクターを務め、創造性、アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当。またスタンフォード大学工学部教授でもある。工学教育での活動を評価され、2009年に権威あるゴードン賞を受賞。著書に『未来を発明するためにいまできること』『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(いずれもCCCメディアハウス)などがある。

「2020年 『新版 20歳のときに知っておきたかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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