漂泊のルワンダ

著者 :
  • 阪急コミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484962115

感想・レビュー・書評

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  • 純粋な人ほど、残虐な人になりやすいのかもしれない…。
    と作者は言っていた。
    そうなのかどうなのか分からない。

    人は(私は)何者にもなりうるのだろうと思った。
    紛争地帯では、想像もつかないような残虐なことも、平気でできるようになるだろう。
    でも、何が問題で、自分はどうすべきか、自分の意思を問い続けることにより、自分を保つことは可能なのかもしれない。
    世の中や、人の意思の流れには、良い流れと悪い流れがある。
    自分で理解し、判断していかなければいけないと思う。
    自分で判断せず、流れに流されていれば、気付いたときにはとんでもない人間になっているかもしれない。


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著者プロフィール

愛媛県岩城島生まれ。
米国コロンビア大学大学院ジャーナリズム科修了。青年海外協力隊員としてエチオピアに3年暮らす。カメラマン生活約15年を経て、現在は東京新聞記者。海外取材は、激動期の東欧、湾岸戦争、カンボジア、ルワンダ、アフガニスタン、イラクなど、約60カ国に及ぶ。1993、94年、東京写真記者協会賞受賞、1996年開高健賞受賞。
著書に『なぜ日本人はイラクに行くのか』(2005年、平凡社)、『漂泊のルワンダ』(1996年、TBSブリタニカ、2006年、牧野出版)など。
ドキュメンタリー映画『笑うイラク魂』『アフガン戦場の旅』『戦場の夏休み』などを監督。
ウェブサイト◎http://yoshi.net

「2007年 『「平和憲法」を持つ三つの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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