問う者、答える者 上 (混沌の叫び2) (混沌の叫び 2)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 56
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488013493

作品紹介・あらすじ

理由もわからず故郷プレンティスタウンを追われた少年トッドは、宇宙から来た少女ヴァイオラとともに、ひたすら逃げた。逃げて逃げて、ようやくたどり着いた平和な地、人々がノイズから解き放たれているという、伝説の町ヘイヴンでふたりを待っていたのは、男ばかりの軍隊を率いヘイヴンを制圧せんとする、プレンティス首長だった。無理矢理首長の部下にされるトッド。首長の支配に抵抗する女たちと行動をともにするヴァイオラ。互いを思う心ゆえに苦しむふたりの行く手には、さらに過酷な運命が待ち受けていた。コスタ賞児童書部門受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 前作の最後はここで終わるの…?
    だったのに、あっさりみんな生きてた。そりゃそうなんだけど…
    けれど、読ませる力は相変わらずで、どんどん読み進んであっという間に読み終わった。面白い。

  • ずっと離れ離れの、トッドとヴァイオラ。
    プレンティス首長の、人心の操り方が怖すぎる。独裁者とはこのような人のことをいうのか。
    先住民スパクルを奴隷のように扱う、ほんとに酷いことだ。本の中の話とはいえ、読み進めるのが辛い。

  • 理由もわからず故郷プレンティスタウンを追われた少年トッドは、宇宙から来た少女ヴァイオラとともに、ひたすら逃げた。逃げて逃げて、ようやくたどり着いた平和な地、人々がノイズから解き放たれているという、伝説の町ヘイヴンでふたりを待っていたのは、男ばかりの軍隊を率いヘイヴンを制圧せんとする、プレンティス首長だった。無理矢理首長の部下にされるトッド。首長の支配に抵抗する女たちと行動をともにするヴァイオラ。互いを思う心ゆえに苦しむふたりの行く手には、さらに過酷な運命が待ち受けていた。コスタ賞児童書部門受賞作。

  • パトリック・ネスさんの「心のナイフ」の続編。「心のナイフ」はいかにも中途半端な所で終わっていて嫌だったのだけど、今回はいい感じに展開してる(まだ上巻だけど)。
    この人の文章は多少ぎこちなさを感じるところもあるのだけど、スピード感で救われているかな。

  • さあ、始まりましたよすれ違いが。ノイズがある者とない者がある以上絶対起こると思ってたけど、やっぱりじりじりするなあ。
    トッドの「特別さ」の正体っていうのはまだこれから語られるのかな。
    そしてとうとう出てきたスパクルたち。この星の行く末は果たしてどうなるのか。

  • 2014.03

  • 混沌の叫び1の上下を読み終わり、即日2の上下巻を借りてきた。
    登場人物が増え、トッド視点、ヴァイオラ視点が入れ替わりながら
    描かれるのが良かった。
    空腹でひたすら走り続ける体力だけもすごいのに、
    殴られケガしまくりでもまた回復できる、かなりタフな人達だよな…
    医療技術も進んでるみたいだけど。

  • 1 部をここで終わられたら、
    2 部も読むしかないと思っていた作品。
    スピード感は若干落ちるも、
    ヤングアダルト的ドキドキ感を楽しめる。
    良作だ。

  •  読まなくても良かった。なんなのだ、このフラストレーションは。
     ダレン・シャンと同様に、子ども過ぎるんですよ。主人公が。思考が。
     でも、仕様が無いとは思う。14才ですから。ヒロインは良い。とても良い。

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