アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 1)
- 東京創元社 (2003年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488017002
作品紹介・あらすじ
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は-たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。
感想・レビュー・書評
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2024/3/21
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ココの評価は高めだが正直あまり面白くなかった(スミマセン)
【以下ネタバレ含む】
2年前の"彼"と現在の"彼"は別人だったのが意外だったが(映画があるみたいだけど、これを映像化するのは難しい)それ以外は何かわざと謎めいた書き方、語り口をしているようで早く先を読みたい!…と言うモチベーションは湧かず読了に時間が掛かった。そういう点数は付けられないけど"2.5"くらいかな!? -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/561980 -
「アヒルと鴨のコインロッカー」という全く意味のわからない題が、読み終わった時にはすごい素敵な映画の題になった感覚。
読み終えた後の充実感。伊坂幸太郎、恐るべし。 -
4.6
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後半からのお話の展開に引き込まれて、一気に読んでしまいました^^
ドルジと河崎、琴美の3人の物語に途中参加してしまう椎名。
みたいな表現が理由はありませんが何となく好きだなと思いました。 -
うーーーーーーーーーーん。
伊坂先生の本を読むといつも、考え込むのだ。
よく寝られたストーリーだし、面白くないわけではないのだが。
なんか、不快感が残る。
のめり込まない。
うーん。
なんだろう、と思うのだ。
正解がわかってる、誰かが解いたパズルを自慢されてるような?
リアルな日常に、その薄皮を被った死ぬのほどの非日常をぶっ込んでくるのは良いんだけど。
合わないのかなあ。
毎度悩みながら。