田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア 37)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 180
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017415

感想・レビュー・書評

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  • 文章が読みにくく合わなかった

  • 1話目をアンソロジーで読んでてスラリと読めそうだと思ったので手に取ってみました。コミカルで陰惨な描写もなく、期待通り手軽に楽しく読めました。

    続編は、疲れないのを読みたくなった時の候補リストにいれておこう。

    それにしても、奥さん...(苦笑)

  • 彼の名は黒川鈴木。姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。職業は警察官。階級は巡査部長。既婚で子供はない。酒もタバコもやらない。ギャンブルなど論外。ふだんはヒマでも、事件が起これば無能な白石と真面目な赤木、二人の部下を連れて現場に急行する。起こる事件はワサビ泥棒、コンビニ立てこもり事件、カラス騒動にトーテムポール損壊事件…のどかな田舎だって難事件は起きる。第三回ミステリーズ!新人賞受賞作から始まる脱力系ミステリ“田舎の刑事”シリーズ第一弾。肩の力を抜いてお楽しみください。


    5つの短編が収録されていたのですがその中で主人公黒川さんがふびんでなかったのは1話目だけでした。

    2話目からはあわれになってる!


    そして、奥さんが貞淑な大和撫子だったのも1話目だけでした。



    まるで死の商人のような奥さまが素敵素敵!
    札束数えて旦那震え上がらせるとかできないもん。



    おもしろかったー。

  • 主人公は黒川鈴木。のどかな田舎の警察官である。起こる事件はワサビ泥棒やコンビニ立てこもりなど。無能な部下白石と真面目な新人赤木とともに事件を解決していく。部下とのやり取り、黒川の心情がなんともおかしい。そして妻から気づかないうちにひどい仕打ちをされていたりする。つい笑ってしまいます。構えずに読めるミステリーです。事件の謎解きと黒川の不運な環境をぜひ楽しんでいただきたいです。

    (野菜ジュース)

  • サクサク読めるので楽しいが…
    3.8点

  • 白石が可愛い。それに尽きます(笑)

  • ダヴィンチで勧められてたので読んでみたけど、かる〜く楽しむにはいいかなという感じ。
    ストーリーもキャラも少しずつ物足りない。

  • 肩がこらない脱力系ミステリ。
    のどかな田舎で起きるのはちょっと風変わりな事件ばかり。

    ドキドキハラハラはしないけど
    のーんびりと力を抜いて楽しめる短編集です。

  • ▼田舎ののどかさが良い感じで、あまりハラハラドキドキじゃないところが読みやすかったです。
    ▼「人相の良くない車」とか「心の電球を替えても明るくならない」とか、一瞬 ん? となる表現の仕方が面白かったです。
    ▼黒川さん夫婦の会話がお互いに丁寧語で、そういう夫婦、いいな〜と思いました。
    ▼黒川刑事にあまり好かれておらず、どうやらお荷物になっているらしい白石刑事、疎まれていることに気づいていないのか、明るく前向きなのでニクめない。あぁ、きっと白石さんは心の病気になんかならないだろうと、ちょっと安心。黒川氏のご苦労には同情もするけど、ガンバレ白石!と、つい応援したくなりました。
    ▼一番最強なのは黒川さんの奥さん!ウサギのウサ丸くんを持つと、少し口が悪くなるみたいだけど、毒気具合がちょうどいいと思いました。

  • ドラマが面白かったので、原作も読んでみました♪

    シリーズ2作目も、続けて読もうと思っています(^^)/

    黒川夫妻も同僚刑事たちも個性的で、楽しく読めましたよ。

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著者プロフィール

1973年、福島県生まれ。日本大学芸術学部卒。2006年短編「田舎の刑事の趣味とお仕事」で、第3回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビュー。コミカルな設定と卓越した謎解きで注目を浴び、同シリーズは板尾創路主演で連続テレビドラマ化される(番組名は「デカ☆黒川鈴木」)。著書に『田舎の刑事の趣味とお仕事』『田舎の刑事の動物記』『田舎の刑事の好敵手』『長弓戯画 うさ・かめ事件簿』『ワースト・インプレッション 刑事・理恩と拾得の事件簿』『和気有町屋南部署 デカは死ななきゃ治らない』など。

「2015年 『捕獲屋カメレオンの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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