Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488104023

感想・レビュー・書評

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  • きわめて論理的な、まさに名推理。暗い雰囲気も良い。

  • ロジックはいつもながら素晴らしい。情報は眺めるだけじゃ駄目なんだなぁとつくづく思いました。

  • 106夜

  • 元シェイクスピア舞台俳優のドルリイ・レーンシリーズ2作目。誰からも嫌われているいじの悪い富豪の老未亡人の家で、盲目、聾、唖の娘の毒殺未遂事件が起きた。そしてその2ヶ月後、老未亡人が殺された。毒物を使った不可解な事件が続き、爆発事故も起こる。病毒遺伝がある家族の中で、犯人は誰なのか。

    かなり意外な犯人だったけど、納得は出来る。でも遺伝的に犯罪者の血が流れているというのが少し気の毒。やっぱり本格派推理小説だね。実際の捜査のように、警察がなかなか犯行をあばけない様子がでていて、事件と事件の間に期間がおかれているところも良かった。

  • X,Y,Zすべて読んだけれど一番びっくりしたのがこれ。
    なんというか「……言われてみれば」って感じ。

  • まさかでしたね。
    そう来ましたか、エラリイ先生。
    先生の発想には頭が下がります。

    人物までもがクルッテイル方々なので、
    犯人は誰が犯人かはわかりづらいです。
    だけれども、この手の作品ではよく使われる
    手法からすると必然的に絞られます。

    しかし、レーン氏はらしくなかったですね。
    あんなしょぼくれたレーン氏は
    かわいそうでもありました。

  • 結末が少し・・・でも高校時代に読んだ中では印象的。

  • (メモ:中等部2年のときに読了。)

  • クイーンの中でも個人的には低い評価の作品です。
    面白い論理展開もないし、屋敷や家族の暗い描写も他の作家と比べて稚拙に感じました。

  • 推理する楽しさと、意外な展開にメロメロ。
    古典なのに愛されてる理由がわかりました。

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著者プロフィール

エラリー・クイーン。フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネーム。従兄弟同士で、ともにニューヨーク、ブルックリン生まれ。1929年『ローマ帽子の謎』で作家としてデビュー。ラジオドラマの脚本家やアンソロジストとしても活躍。主な代表作に『ギリシア館の謎(32)、『エジプト十字架の謎』(32)の〈国名シリーズ〉や、『Xの悲劇』(32)に始まる〈レーン四部作〉などがある。また編集者として「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」を編集、刊行した。

「2021年 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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