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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488118365
作品紹介・あらすじ
夫が殺人者であると知った若妻ヴィッキー。居候を決め込んでいる叔父もその件を嗅ぎつけた。家庭内騒動の渦中に、衝撃的な殺害事件が発生。H・M卿、回想録口述の傍ら不可能犯罪を推理する。
感想・レビュー・書評
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H・M卿が自叙伝の口述筆記をしながら不可能犯罪のなぞ解きをするテイストで、ほかの作品よりも卿のユーモア成分が多めに思う。とくに卿が思いっきりずっこけてマスターズ警部が口を押える場面を想像するとかなり笑えた。
肝心のトリックは解説にもある通りさほどミステリ的カタストロフィを得られるものではないが、まさにこのタイトルにある部分はなるほどとうならせられる部分だろう。さほど複雑な話でもないので、おすすめできる一冊。 -
H・M卿の回想録の内容が愉快でそれだけでも読めて良かった(笑) 催眠術の最中の衆人環視の元での不可能殺人に加えて、相変わらず2組のカップルが登場してロマンス成分ありの、とってもカーらしい要素満載の作品でしたな。
ちょっと解決部分でドヒャーと思ったことはまあ置いといて。邦題がいいですね。味わい深い。 -
2014/02/11読了
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