死のオブジェ (創元推理文庫) (創元推理文庫 M オ 4-4)

  • 東京創元社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (539ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488195083

感想・レビュー・書評

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  • 『アマンダの影』とまとめて。キャシー・マロリーシリーズ第2・3弾。
    第1作『氷の天使』で主人公マロリーにたいして感じた不快感は薄れた、とはいえやはり魅力がなさすぎる。
    これがこのシリーズの最大の欠点であり、著者が書きたいのことがマロリーの成長であるならやむを得ないことであり。
    読んでも読んでも終わらない密度の濃さ、なのにダレない筆力は相当、ミステリーとして上出来だから、やっぱり主人公を受け入れられるかどうかがこのシリーズを読めるかどうかの分かれ目。

    まだ続いてる?邦訳も続いてる?ならもうしばらく読んでみようかな。

  •  マロリーシリーズの3作目。画廊でアーティストが殺され、12年前の猟奇殺人との繋がりを示唆する手紙が警察に届く…。相変わらずのマロリーは冷酷無比っぷりだが、大部人間っぽくなっていくあたりが上手い。ミステリーとして勿論よく出来ているのだけど、最後の8P頃からの衝撃が強くって他のことはどうでもいいやって…。うーーん、続きが読みたい。そんでもって、頑張れチャールズ!!(微妙にネタバレ/爆)

  • 画廊で発見された「死」というプレートをつけた死体の謎を追うマロリー。<br>
    ドレスアップしたマロリーとダンスパーティーに行くチャールズが嬉しそうで可愛い!<br>
    美人を連れていって注目を浴びたいとずっと夢見てたなんて、君はティーンネイジャーのようだよ(涙)。<br>
    それなのにマロリーには全然通じてないし!!<br>
    パートナーだってのに放っておかれてあげく置き去りにされちゃってな(涙)!<br>
    そんでその後反省した(らしい)マロリーが謝る……んです、が。<br>
    マロリー! マロリー(涙)!!
    <br>
    「それ」が「謝ってる」というマロリーも凄いが、「それ」で感動してるチャールズはもっと凄いと思う……。<br>
    いやもう、これは見てください(笑)。絶対笑います。つか泣き笑い。<br>
    まあともかく、このたびチャールズには手強いライバルも現れますが、マロリーは興味なし。<br>
    そしてラスト、なんとびっくり二人の仲が進展か!?<br>
    とうとう意を決して、チャールズは告白に走るんですが……。<br>
    あああもどかしい!

  • シリーズ第3弾
    (・д・)チッミスリードされちまったぜ…
    それがおもしろいんだけどさ。

  •  うーん、とりあえず、マルローとチャールズの行く末だけを確認します。

  • 残念ながら、前作の猫は出てこなかった。

    屋上での籠城とか、フェンシングの戦いとか、
    たまにディテールについていけなくなることがあるが、
    おおむね面白かった。

    ラストでチャールズが勇気を振り絞って告白したのに、
    マロリーが逃避行?とは、
    次回作がどうなることやら。

  • ヒロインのマロリーが魅力的で、このシリーズが大好きです。
    本書はシリーズで最もミステリーらしい良い作品だと思います。

  • アホかーマロリー
    チャールズに報いたれー!!

  • 再読。マロリー・シリーズではこれが一番だと思う。

  • 12年前に養父が手がけた殺人事件との関連を示唆された殺人が起きる。マロリーは養父の残した膨大なメモを手がかりに捜査を始める。

    猟奇的な色合いが濃い1作。12年前の殺人から始まって、登場人物にもこれでもかというぐらい猟奇的な味付けがされている。
    人間を描くには意味があったのだろうけど、それが事件に巧い事絡んでこないので、ミステリ部分には不満が残る。
    最後に何かの鍵になるかと思ったものが忘れ去られているような印象もある。過去を回想する鍵になったり、救いの手になったりするのかと思ったんだけどなあ。
    人間関係は大きく動き、そちらの読み応えはあった。
    マロリーの過去も断片的にだけれど、明らかになってきたし。そしてチャールズの恋の行方も気になるところ。

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