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- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488216078
作品紹介・あらすじ
【第2回翻訳ミステリー大賞受賞作】数世紀を遡る謎解きの鍵はページに挟まった蝶の羽。焚書と戦火の時代、伝説の古書は誰に読まれ、守られてきたのか?伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された――深夜のその電話が、数世紀をさかのぼる謎解きの始まりだった。この本は焚書や戦争の時代に置かれながら、誰に読まれ、守られ、現在まで生き延びてきたのか? 古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽、羊皮紙に染み込んだワインの一滴から、その来歴をひも解いていく――科学捜査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!
感想・レビュー・書評
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実際にあったんじゃないか、と思えるような描写力が印象的な作品。実際は殆どがフィクションだが、ハガター自体は本物。
サラエボで見付かったハガターがテーマ。ユダヤ教についてはなんとなくしか知らなかったが、ドイツだけではない、長い迫害の歴史に驚いた。
もう一度歴史を勉強しなおして、話を読んだら、もっとよく理解できそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実在の「サラエボ・ハガダー」に着想を得たフィクション。宗教の歴史、ヨーロッパの歴史、どちらも何となくしか知らないけれど、物語には惹き込まれた。
ハガダーの挿絵が欲しいところ。
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