下宿人が死んでいく (創元推理文庫 246-5)

  • 東京創元社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488246051

感想・レビュー・書評

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  • マクラウドによるセーラ・ケリングシリーズ第二作。金策のため屋敷を下宿に作り替えることにしたセーラ。下宿人は集まったが、これが曲者揃いで……。もともと厄介者揃いの親戚プラスこの下宿人たち。面白いっす。親戚の困ったおっさんたちがなんか好き。解説が小野不由美さんだった。あー、小野さんの本も読みたいなあ……。

  • 図書館で。
    銀行に抵当で取られてしまうのかそうでないのか?という瀬戸際の争いの割に前作よりはコミカルに話が進むので気楽に読めました。やっぱりあの夫が色々な問題の元凶だったような気がするけどな。

    というわけでたくましくならざるを得ない主人公が大活躍な一冊。でも彼女は忙しいし世間知らずな感じでもう少し落ち着いて人の話を聞こうよって気にはなります。ピーターソンさんが良い人でそこが救い。
    日常ミステリの割に人が簡単に殺されるのでそこだけはちょっとなぁと思う所。

  • 十数年ぶりに何となく再読
    やっぱり浅羽さんの訳がいいな。
    もう読めないのが寂しいです

  • 原題:The Withdrawing Room
    著者:Charlotte Macleod
    訳者:浅羽莢子
    解説:小野不由美
    初版:1980(US),1989(JP)
    ミステリ
    セーラ・ケリングシリーズ第2弾
    ミステリ的には動機が謎系だが、面白いトリックもあり。
    前作とは変わって明るい雰囲気。コミカルな所もあり面白い。

  •  セーラが下宿をなんとか切り盛りしていく様子がうれしい。楽しい。
    前回ではただの困った叔父さん達だったけど、こんかいはそれぞれに活躍してるところもうれしい。適材適所?
    そして、なにより一生懸命に生きる、地に足をつけて生きてる人たち(しかも女性!)が生き生きとしていて楽しい。前向きで向上心があって。
    女は強い。

     それにしてもこのタイトルなんとかならなかったのかな。確かにそうなんだけども。。。あまりなんじゃ。
    どこかでグレイス・フェイバーシリーズと比べているところがあって、いつまでセーラは自分が料理してること黙っているのかなあ、なんて漠然と不安に思っていたら、わりとあっさりカミングアウトしていた。そのあっさり具合も絶妙だった。

  • シャーロット・マクラウドのセーラ・ケリングシリーズの第2作目。今は絶版となっているので、古本で読んでいる。というわけで、まず1作目(こちらは先に読むほうがいい)、それから次に手に入った3作目、そしてこの2作目で読むのが3冊目ということになり、なじみやすく、とても楽しめた。未亡人となったセーラが残されたお屋敷を下宿屋として貸し出して、人生を切り拓いていこうとする明るさが加わり、登場人物の個性とやりとりに、マクラウドらしいユーモアの魅力も味わえる。ミステリーはあっさりして、ロマンスもさりげなく描かれ、クラシックな雰囲気も面白い。

  • セーラシリーズ2

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