- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488451028
感想・レビュー・書評
-
めっちゃ面白かったーーー。
米澤さんの作品は面白いと聞いてましたが、ここまでとは!
「シャルロットだけはぼくのもの」まで読んだら、止まらなくなります。主人公・小鳩くんと小佐内さんの間にある緊張感がすごく良いです。知恵の比べ合い、バカバカしいシチュエーションなのに、高度な真剣勝負にニヤニヤが止まりません。
倒叙もの大好きなので大満足でした。
謎解きはそこまで難しくなく、騙される!というよりは主人公と同速で推理できる感じです。探偵役が語り手だからこその楽しみかな?とにかく初めから最後まで面白いです。
これはシリーズ全巻読みたくなるやつ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新刊の「巴里マカロンの謎」が出たことで、この<小市民>シリーズのことを知り、それでは初めから読んでみようかと中古本屋へ行った次第。
もうずっと前の本なので110円であるかと思っていたら、シリーズ2巻目のこの本だけが110円だったので、とりあえずこの本から買ってみた。
巻末の解説が懇切丁寧な内容で、お陰でここから読み始めてもあまり困らなくて済んだ。
物語はよく練れていて、それでいてサクサク読める。
しかし、それぞれの性格を抑え<小市民>というスタイルを確立するために互いに助け合う関係にあるなんて、多少面倒くさい主人公たちね。
常悟朗の謎解き好きはまだ無邪気な感じだけど、小山内さんの深慮遠謀はゾッとしないな。
面白かったのだけど、読後感としてはいささか微妙。 -
そう来たか。快調に進んで最後にどんでん返し。重いけど、そうだよなあと納得する部分もある。次が気になって仕方がない。
-
1日でさくっと読めた。前半は、前作と同じ日常の謎を解決する話だが、後半から一気にきな臭くなってくる。そのつながりも、前作から続いているところなどもあったりして、さすが米澤さん。普通の青春小説では終わらせないと感服。 ただ、今、甘いものを控えているところなのに、スイーツ描写満載で、ある意味地獄。
-
読み返し。小市民シリーズに初めて触れたのはこれのコミカライズだった。スイーツを食べながら進められる会話の描写が好き。最後の、パフェを食べられなくなるくだりが特に。
-
前巻から、主人公とヒロインの異様な持ちあげが気になっていて、自意識過剰な痛々しさを感じていた。今回ここに見事切りこんでくれたのですっきりした。
-
こええ。小山内さんマジパネエっスよ、っていう感想でよろしいでしょうか。
小山内さんが巡らす陰謀がスイーツの上を暗躍いたします。小鳩くんは結局それをあばいてしまう。あばくって、暴、って字なのね。 -
2014.6.21すごく、面白かった!最後の常悟朗とゆきの場面!はまりました。文句なく☆五つです!