- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488451066
感想・レビュー・書評
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上巻で溜まったフラストレーションを
見事に爆発させてくれました!
常悟朗の推理力も、
小佐内の復讐とその原因も、
健吾の献身も、
上下巻に分けた事すら全てが
ハマってたました。
まだまだこの世界に浸っていたいけど、
高三の受験が始まってしまうんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020/07/22読了
#このミス作品36冊目②
柔らかいストーリーが良かった。
犯人探しがどうとか頭を捻らず
ホッコリした気分で読める。
とはいえミステリ要素もしっかり。
春季限定、夏季限定もぜひ読みたい。 -
立場の異なる2人の視点が入れ替わりながら話が進む
そのため、見えないところ、読者が認識できないところが存在する。
裏を書かれたというべきか…いやそんなの知らないし…と言うべきか…モヤモヤとした感覚は残ったミステリーだった。
犯人も広い視点で言えば、可能性があったが…
えっ?と思う人であり、なんというか…動機も…ちょっとな〜と思うものだった。
ただ、解決後に残る後ろ暗さは米澤さんのらしさがみえる -
結局、夜通し読んでしまった下巻。怖い、怖すぎる小佐内ゆき!一番敵に回してはいけないタイプ!最後のページを捲った時に早朝の私の心に悲鳴が駆け抜けた。キャーーーーーッ!!!
自称小市民は自称でしかあらず、結局二人にとっては最高の結末なように思う。このシリーズまだまだ読みたいけど、これでもう終わりなのかな。 -
超面白かった。さすがの黒さ。やっぱ黒米澤の方が好きだわー。2人とも普通に人でなしだよね。でもそれが魅力的で困る。
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後味すっきり、独特の雰囲気をもつ小市民シリーズ。
高校ももうすぐ卒業です。
大学生になったらこの二人はどうなるのかなぁ。 -
小山内さんにやられた。自分の小市民度を痛感させられる。