- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488453022
感想・レビュー・書評
-
(収録作品)警告/白髪の罠/絆の向こう側/父親の気持ち/隠れた構図/天使の歌声
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どんでん返しがあるって分かって読んでしまったので、なんとなく予想しながら読んでしまった。
分らずに読んだ方がよかったかな・・・ -
著者初のシリーズ連作短編集。
家族の形を問うどんでん返しのストーリー運びはお見事。
探偵嶺原が出合った六つの難事件、お楽しみください。 -
探偵役の個性をばっさりと切り取ってしまったせいで、物語の魅力が薄れたのかな
-
家族と科学(医療?)などがテーマになった連作短編。「多重どんでん返し」とあるけれど、「驚きの真相が!」という感じじゃないなあ。論理的に詰めていく感じがする。なのでなんだかもったいないなあ、という気がしました。テーマが壮大なのもあるし、ひとつひとつのストーリーが短くてちょっと物足りないかも。
お気に入りは「絆の向こう側」。この問題はよく見るけれど。……盲点だった! -
なんだろ。
やっぱこの人の話なぜかうけつけられない。
読む気しないんだよなぁ。
なぜだろう。
もう、いいや。 -
初めての北川歩実なんですが、いまいち訴えかけるところのない短編集。どの作品も人の“入れ替わり”がキーになっているんだけど、何だかややこしいばっかりで解決したあともすっきりしない。それとこれは個人的な問題かも知れないけれど、読んでいて推理の方向性が分からなくなってしまう。小説中で疑わしきは誰なのか、ディレクションがよく分からないのは、ミステリーとして致命的。世界観や文体、キャラクターまで特筆することも特になし。
-
まだ見ぬ父親に会うため秋庭邸を訪れた一登は、そこで言語能力を持たない弟に出会う。彼は言葉を話せない代わりに、聞くものの心を癒す“天使の歌声”を発することができた。その弟をめぐってある悲劇が起きる。そして六年後、一通の手紙によって一登はふたたび秋庭邸を訪れた。探偵・嶺原克哉が出合った六つの難事件。多重どんでん返しが魅力の連作集を文庫オリジナルで贈る。
-
2007年8月1日読了
-
推理のみで出来たミステリー?ここまで人物設定の薄い探偵さんも珍しいんじゃぁないかと思えるほど。
2008/7/31