家庭用事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488473075

感想・レビュー・書評

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  • 久々の新刊。

    短編で、主人公の妹が絡んだストーリーになっていました。

    既刊のシリーズごと装丁も変っていて、ビックリ!

    次は、早く出るといいな~。

  • 長いこと待った<市立高校シリーズ>短編集。やはり一番の驚きは『優しくないし健気でもない』。思わず鳥肌が立ってしまった。悪意とは言わないまでも人の歪みを描く作者の特徴が出たこの一編の他も魅力ある謎の提示とキャラの描写が楽しい作品でした。

  • すっきりしない。
    さっぱりしない。
    なっとくできない。

  • 表紙の絵柄とシリーズ名が変わったので、あのシリーズの続編とは気づきませんでした。このシリーズは当たり外れがあるけど、柳瀬先輩の魅力しか感じられなかった今回は後者の方だろう。妹さんってこれまでも登場したことあったっけ?表紙も妹さん?

  • 「市立高校シリーズ」第7作目。これまでとは違う装画なのでノンシリーズかと思い手に取ってしまいました。最後の【優しくないし健気でもない】はこれまでを有効利用した仕掛けが炸裂していますが、シリーズ2作目から6作目まで飛ばして読んでしまったため、残念ながら驚愕するほどではありませんでした。
    5作とも小品ですが、お気に入りは【家庭用事件】。家のブレーカーが落ちるという何でもない日常から理詰めで洒落にならない真相に辿り着く佳作です。

  • 葉山君の家にこんな事実があったとは‥‥びっくりポン です。上手に隠してました?

  • 単独作品と思ったらお馴染みのシリーズだった。日常の謎ではなく結構本格的に犯罪じゃないか?

  • この人も叙述トリックを多用するタイプですが、まぁだまされてましたね。
    表題作の「家庭用事件」とか「優しくないし健気でもない」はなかなかにイヤな事件。「優しくも・・」に関しては色々と考えさせられる1編ではありますが。

  • 良い意味でも悪い意味でも期待を裏切ることもなく。いつも通りのおもしろさ。

  • この作者以前の作品から書き口がライトになっていってる気がする。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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