紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)

著者 : ケルスティン・ギア 遠山明子

• 東京創元社 (2015年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[naococoさんの感想 · 2016年6月22日]

ドイツの作家さんのタイムトラベルファンタジー。16歳の現代っこが、思いがけずタイムトラベラーになってしまう。タイムトラベラーの遺伝子をもつ家系に生まれてたり、幽霊がみえたり、もともと不思議なことには耐性があるグウェンドリンだけど、タイムトラベラーたちの秘密結社のめんどくさいあれやこれやに巻き込まれてしまう。

ティーンエイジャーが主人公だけあって、わりとにぎやかに物語がころがっていく。ライトでコミカルだけど、タイムトラベルの設定や構造はわりとしっかりしているからそれだけじゃない。
まだ第一部のこの巻では明かされない謎も多くて、これからどうなっていくのかが気になってしょうがない。三部作いっきに読んでしまいたい。

[raraminさんの感想 · 2020年12月21日]

突然めまいに襲われ過去にタイムトリップを繰り返してしまう高校生グウェンドリン。
相棒となったギデオンと共にクロノグラフに過去のタイムトラベラーたちの血を読む込ませるため冒険の幕開け。

《時間旅行者の系譜》#1

ドイツ発のタイムトラベル・ファンタジー少女小説。
しかし舞台はロンドン。
本当は従姉妹がタイムトラベラーになる筈だったのに全く準備をしていなかった主人公が選ばれて困惑している模様。
まだ導入部なので今後に期待。

2009年。

[うさぎさんの感想 · 2020年4月22日]

あっという間に読了。他のかたのレビューにもあるように、ラノベっぽいかな。SFファンタジーとティーンの恋愛話も絡めてあり、中高生向きかも。でもまだ謎が全くわからないし、キャラも良いので続編も読まなくては！って感じです。

[りんご花さんの感想 · 2019年1月13日]

うーん、秘密主義すぎてこの一冊では何が何やらです。ギデオンとの関係も一筋縄ではいかなそう。

[フェルトさんの感想 · 2016年7月23日]

　これは、中高生ぐらいで出会いたかった。

[tomojujuさんの感想 · 2016年6月27日]

最初読むのしんどかったけど、主人公がタイムトラベラーと認められてからはググッと一気に物語が動いた。
まだ謎だらけ。続きが楽しみ。

2016.6.27

[s705さんの感想 · 2016年4月16日]

完全に表紙買いだったのにこんなにはまるとは！童心に帰りました。ファンタジー！！！

[文月さんの感想 · 2016年1月9日]

タイムトラベルものだけど、SFというよりファンタジー。
ヤングアダルトというより、プリンセスダイアリーのような、海外少女小説。
続きが気になって、文庫ではなくソフトカバーで出ていた続きを読んでしまった。
話としての処理にはいろいろ不満もあるけど、シチュエーションとキャラが好きだったので満足です。二次創作が盛んらしいのもうなずける。
シャーロットも結構好きですが、なんと言ってもおじいちゃん…！

[海さんの感想 · 2015年12月23日]

突然タイムトラベラーになった主人公の、恋と冒険の物語。
謎が色々散りばめられているものの、一巻目では何も明かされない状態。
女子高校生らしい元気で勢いのある主人公が駆け回って、気軽に楽しく読める内容になってます。