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ジェニーの肖像 についての感想・レビュー・書評


ジェニーの肖像 (創元推理文庫)
105人が登録 ★3.54

制作: 大友 香奈子 
本 / 東京創元社 / 315ページ / 2005年05月23日発売
ISBN/EAN: 9784488566012
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評価平均: 3.54
登録数: 105
レビュー数: 25
価格: ¥ 798 (参考価格:¥ 798)

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みんなの感想・レビュー・書評

いけだけーさんのレビュー 5 読み終わった

中編小説のなかではいちばん好きな作品。

数ある翻訳のなかでは、この大友香奈子訳がいちばん自分にはしっくりくる(山室静訳は選考対象外)。時期的にいちばん新しい翻訳であり、言葉の選びかたが現代向けになっているからだろうか。

よりさんのレビュー 2 読み終わった

この間アンソロジーを読んだ時に推薦されていたので図書館で借りて読みました。梶尾氏の「時尼に関する覚え書き」はこの作品を元に書かれたのかなと思いました。正直余りよくわからなかったです。だからなんだったのだろうと言ってしまったら終わりなのでしょう。時尼の方が一応きちんとした説明があり、時間の輪もぴったりと閉じたので作品的に完成度が上だよなあとか思いながら読んでいた所為もあるかもしれません。

後の話は男親だけに子供を残して死んでしまう母親は死んでもしに来れないだろうなあと言う感想です。読んだ年齢もあるのでしょうが。まあこの小説の主役が頼りないだけかもしれませんけれどもちょっとどうなの?と思う行動が多く感心しませんでした。ラブロマンスを中心に読むのなら良いのかもしれませんが小さい子供の親としては落第点だと思います。

ろめりかさんのレビュー 3 読み終わった

【あらすじ】 1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。 数日後に再会したとき、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たかのように成長していた。 そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる…詩人ネイサンの傑作ファンタジイ。 妻を亡くした童話作家とその子供たちの、海の精霊のような女性との交流を描く『それゆえに愛は戻る』を併録。 ------... 続きを読む »

okinawaseminarsさんのレビュー 読み終わった

人生の悲哀・希望・永遠の名作です。

dmikityさんのレビュー 3 積読

海外の小説のわりに読みやすかった!不思議ーな感じ。

gamicさんのレビュー 読みたい

恩田陸先生推薦

すずめさんのレビュー 5 読み終わった

2回目です。
表題作と「それゆえに愛は戻る」の2編が収録されています。

売れない青年画家・イーベンが冬の公園で出会った少女・ジェニー。
彼女は彼の前に現れるたびに、数年を経たかのように成長していきます。
2人のあいだには出会ったときから愛が芽生えていましたが、どうやらジェニーは過去からやってきたようなのです…

初めて本書を手に取ったのは、恩田陸さんの『ライオンハート』を読んだから。
時代を超えて巡り合う運命の男女を描いた『ライオンハート』が本書へのオマージュだと知り、読んでみたのです。

物語の冒頭から漂う喪失の気配は、読者の心にざわめきと切なさを絶え間なく伝えてきます。
そして読後も、さわさわと微かにしかし確かに、読者の中に響き続けるのです。

再びこの本を読むときがくる、という予感がします。

gaspardさんのレビュー 読み終わった

2作の短編集。
「ジェニーの肖像」は恩田陸の「ライオンハート」の元となった小説。

正直あまり理解が追いついてないとは思うけど、
ジェニーの肖像は良かったな。
冴えない画家とどこからともなく表れ、
画家と短時間過ごした後にいなくなる少女とのラブストーリー。
画家からは会いにいけないもどかしさと、会ったときの幸せと。
自分の中に覚えがある言葉にできない想いを言葉にしていて、
感心しつつ共感しつつ一気に読み終えてしまった。

もう一作はあまり気に入らなかった。
妻に先立たれて子供二人と暮らしている男性と、
海で出会った不思議な女性のお話。
ジェニーの肖像に比べるとファンタジー感に欠ける気がした。
似たような話だったから慣れや飽きがあったのかもしれない。

この小説を咀嚼して再構築したものがライオンハートだと思うと、恩田陸の凄さに驚く。

葦井智伸さんのレビュー 4 読み終わった

「ジェニーの肖像」「それゆえに愛は戻る」

マエダさんのレビュー 5 読み終わった

裏表紙にファンタジーとあるのでそのようにカテゴライズさせてもらった。
「それゆえに愛は戻る」とともに芸術家が己の才能と力量に苦悩する物語。現れる少女、女性は芸術の女神か。

帆向 七瀬さんのレビュー 3 読み終わった

詩人なんだな、と分かる文体
起こっていることは劇的なのに とても静かな物語

更紗さんのレビュー 4 読み終わった

淡々としたノスタルジックな作品。
「ジェニーの肖像」も併録の「それゆえに愛は戻る」も喪失で終わってしまう。
個人的には「それゆえに愛は戻る」がお気に入り。冒頭の詩がとても美しい。

peperoniさんのレビュー 3 読み終わった

言わずと知れたロマンティックSFファンタジーの名作。先日来、ちょこちょこと読み始めているタイムトラベル本だけれど、恩田陸さんも梶尾真治さんも絶賛していたので読んでみた。(誤訳の宝庫と言われる偕成社文庫版を避けて、創元推理文庫版を選択。) さすがと言いたいところだけれど、あまりにも他の方の前宣伝を聞きすぎていたせいか、感動はいま一つ。確かに、詩人と言われるネイサンの美文は、なかなか読ませるのだけれど、、、うまく物語の中に入り込んでいけなかった。 同時に収録されている『それゆえに愛は戻る』は、冗長と思われる文体が退屈。ロマンティックを狙うにしても、間延びした印象がする。もう少してきぱきとメリハリのある展開が好みなので、これは肌に合わなかった。

Morrisさんのレビュー 4 読み終わった

切なさの中に含まれるのは
運命的な出会いと、狂おしいほどの渇望
その後に待ち受ける喪失感
それとは知れず去らねばならない運命が与える
ひと時の安らぎ

ラスカルさんのレビュー 4 読み終わった

裏表紙のレビュー

1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。数日後に再会した時、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たかのように成長していた。そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる。


◇感想◇
イーベンが徐々に気づく「ジェニーの謎」とジェニーの「成長」。2人の距離が次第に近くなっていく。それは、距離も気持ちも、そして時間も・・・。
最後の結末が見えているのに…。
2人の想いが、とっても切ないです。
でも、純粋な気持ちになれる1冊でした。

oharaayakaさんのレビュー 3 読み終わった

画家の目を通して描写される、四季折々の風景描写が素晴らしい。
ストーリー、いまいち覚えてない。おもしろかったのは覚えてる。

すずきさんのレビュー

ロマンス小説のつもりで買ったら、思いの外せつなかった…

琉花さんのレビュー 4

つかの間の恋。
いつかくる別れを、淡々と受け入れているような関係が切ない。

大好きな人がいて、相手とめったに会えないとする。でも愛する人がいれば、一人の時間に眺める世界も普段とは違って見えるだろう。そしていつか失ってしまっても、心を通わせた思い出は消えない どんなに喪失感に苦しんでも、その記憶はかけがえのない宝物だ。

さんのレビュー

二回読んで好きになった作品。
「それゆえに愛は戻る」もとても好きです。
翻訳された作品だからか、ストレートな言葉がそのままで
それも素敵だと思いました。

masakiさんのレビュー 4 読み終わった

異なる時間に生きる少女に恋をした売れない画家の話。切ない。

isaさんのレビュー 5

併録されている「それゆえに愛は戻る」もせつないです。このタイトルの日本語訳が素晴しい。

黒猫さんのレビュー 3

ファンタジィ・・・か。アンダートーンが淋しく切ない。女性が時の流れの外にいるって設定の本って意外とあるんだな。山田太一の「飛ぶ夢を…」もそうだった。9 Jan 2007

はこさんのレビュー 3

売れない画家、異常な早さで成長する少女、ハリケーン

やまだらさんのレビュー 4

待望の復刊。
とりあえず読み、そして梶尾真治の
「時尼に関する覚書」も読むのだ。

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