シトロン坂を登ったら (大正浪漫 横濱魔女学校1) (創元推理文庫)
- 東京創元社 (2020年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488588052
作品紹介・あらすじ
わたしは花見堂小春、横濱女子仏語塾の三年生。うちの学校は少々変わっていて、実は魔女学校なの。学生はフランス語だけでなく、薬草学や占い、ダンス(箒で空を飛ぶことを、そう呼ぶ)も学んでいる。本当はもうひとつ大きな秘密があるんだけど……。そんなわたしのもとに、新聞記者の甥っ子が奇妙な噂話を持ち込んできた。横濱に巨大な化け猫が出没しているんですって。しかも学校の近くに。大正時代を舞台にした魔女学校3部作開幕!
感想・レビュー・書評
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普通の女学生と思いきや実は魔女(見習い?)しかもその本性は!!??
私も昔は空を飛びたかったんだよ。幼稚園の園庭を空から見下ろす夢も見た。
若い君たちは思う存分飛び回れるのかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大正ロマンx魔法使いx妖怪 という贅沢な設定で軽快にストーリーが展開していき、終始楽しく読めました。
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かわいらしくて、ちょっと秘密のある少女たちの出会いと冒険。
街なかに出没する化け猫騒動の思わぬ展開に一気読み。狭いエリアでのお話なのに、足もとが深くてびっくりしつつ楽しんだ。ちょっとした小道具もきいていておもしろい。 -
大正時代魔女養成の女学校、しかも生徒たちは…という設定だけでも楽しい。
そこに現れる化け豹の目撃談。あっという間に事件に巻き込まれての大展開。ああ面白いというところで以下次回へ続く。
いやはや楽しい読書時間。 -
妖怪と魔女、そして大正の横浜。
続きも読みたい。 -
妖魅な皆が事件に巻き込まれつつも学園生活を送っていて、ドタバタと楽しい内容。中心になる三人がいきいきとしていて良かったです。
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大正時代の魔女学校のお話。
後半大冒険があるのだが、全体的にふわふわと、可もなく不可もなく。
もうちょっと、女学校ならでは×魔女ならではのお話が見たかった。 -
図書館で。
大正ロマンというか、昭和レトロというか、そんな感じのファンタジー。それにしても蜘蛛に変化する登場人物って珍しいなぁ。面白い。
緑の館は大昔に読んだと思うけれども、あまりきちんと覚えてないので読み直してみようかな、なんて思いました。 -
魔女学校ものは星の数あるけれど、舞台が大正時代
袴姿で箒に乗る!もうこれだけで物語は進みます
一時想像の世界へ行きましょう