銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

著者 :
  • 東京創元社
4.29
  • (425)
  • (235)
  • (158)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 2494
感想 : 271
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725013

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アマゾンプライムで読みました。有名なので知ってはいました。こういう宇宙戦争SF?ジャンルが好きな人にはたまらないのだろうと思いました。あまりこのジャンルに興味がない私でも楽しめました。

  • 全10巻と外伝5巻読了。
    再アニメ化されるのでその前に読んでおこうと読み始めたのが9ヶ月前。長かった…(>_<)
    回りくどい文体が合わないな〜と思って辛抱しながら読み進め、急展開の8巻あたりから10巻までは一気に読めた。
    登場人物がたくさん死ぬのは知っていたけど、本文中にフラグというよりもネタバレの勢いで死因まで書いてあったのはそれはもうがっかりした。
    印象に残った文章は、外伝5巻の老婦人のセリフ「人間としての評価の高さと、愛情の深さとのあいだにはなんの関係もないのですよ」

  • 帝国のラインハルト&キルヒアイス、同盟のヤンが、それぞれ武勲を立てて出世してゆく。ヤンは出世なんかしたくないのに用兵がうますぎて、使われてしまうのだけど。
    どちらの社会も現代と同じで、権力者の無駄なプライドや意地の張り合いなどで振り回され、最終的に命を落とすのは力のない人達なんだよな。虚しい。

  • 全10巻に及ぶスペースオペラ。

    帝国軍のラインハルトと自由同盟軍のヤン・ウェンリー。
    二人の主人公を中心に繰り広げられる宇宙規模の戦争・政治の行く先は・・・

    どちらのサイドにも正義があり、善も悪もない。
    この先の二人の運命が楽しみ。

  • 正直、冒頭でつまずきそうになったけど、そこさえクリアしてしまえばあとはさくさくと。

  • 小野不由美さんが、この作品から「十二国記」の着想を得たと語っていたので、どれどれと思って読んでみました。

    熱っぽくて、勢いがあって、面白いです。面白くないシーンがないのがすごい。

  • 第一巻の黎明編のみ読了

    もちろん予習のためなのだが、読み始めのあたりの宇宙歴やら帝国歴に翻弄され、関係性も理解しずらくててこずった。
    ラインハルトとキルヒアイスの幼年時代、ヤン・ウェンリーが登場するころになると面白くてすっかりはまった。
    もちろん配役を思い浮かべながら読むという楽しみがあったからでしょう。

    それにしてもヤン・ウェンリーとキルヒアイスはおいしい役。
    それを雪組、花組に当てられているのはどんなもんだろうかと思わなくもないのだけれど。
    ビジュアル的にはOK!
    もちろんラインハルトはぴったり!
    またロイエンタールのちーちゃんが両目に違う色のカラコンをしてでてくるのかな~と想像するとすっごく楽しみ!
    オーベルシュタインも見たい役!

    アンネローゼがちさきちゃん

    恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもの望みはしない。だが何十年かの平和で豊かな時代は存在できた。吾々が次の世代に何か遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和が一番だ。そして前の世代から手渡された平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、後の世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和が保てるだろう。忘れれば先人の資産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。 (中略) 要するに私の希望は、たかだかこの先何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分ノ一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。私の家に14歳の男の子がいるが、その子が戦場に引き出されるのを見たくない。

    とにかく、楽しみだ…

    ユリアンが怜美うららなのはちょっと???だけど。

  • 十五年ぶりくらいに再読。
    記憶にあるよりもずっと展開が早い。

    つくりこまれた世界。そして、繰り返される愚かな感情が生みだす戦争。
    登場人物は同盟も帝国もどちらも魅力的。しかし、そんな彼らが衝突せざるをえず、生まれるのは虚無的な勝利と敗北だという・・・。

    転がしているのが人間なのか。
    転がされているのが人間なのか

  • 創元文庫で出ているのを本屋で見かけたので、新たに読み直し中です。
    何年たっても面白い。

  • 2003年8月11日

    ヤン!好きだった!!

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中芳樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
福井 晴敏
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×