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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488737061
感想・レビュー・書評
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BISビブリオバトル部の2作目。
前の巻からお馴染みのメンバーが、今回は武人の実家で夏合宿をするところから始まるが、〈恐怖〉をテーマにバトルが始まった筈なのに、そのままには進まず、次に催されるバトルのテーマ〈戦争〉についての話へ移り、フィクションvsノンフィクションどっちがどうよとなり、次にはカードゲームの話(これは何だったの)に変わって、「11人いる!」は何となく落ちがついたが、「ウルトラセブン・円盤が来た」への引っ掛かりはどうなった?…と、何だかとっ散らかった印象のまま話が進む。
終盤の〈戦争〉をテーマにしたバトルには作者の苦労が思われるが、語るメンバーほどにはグッと来ず、寿美歌の登場も思わせ振りなだけ?
相変わらず作者の博覧強記ぶりと読まれた本の数には感心するが、あれもこれも出て来て、揚句に山本弘(作者本人だよね!?)に言及しては『オカルト批判で有名な人ですよ』と言わせるなど、ちょっといいように振り回された感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人に本を紹介してもらうのが好きな自分にとってありがたいシリーズ。登場人物たちがそれぞれ得意なジャンルを持っており、自分からはあまり読むことのないジャンルの本との思いがけない出会いに期待してしまう。
結局なんだったんだ?と思ったまま終わってしまう謎あり。