妖精作戦 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 720
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488741013

感想・レビュー・書評

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  • 皆で共有しうる「格好良さ」の鋳型があったとしたら、それに則って進められる流れに、当時読んでた人は魅了されたのかな。主人公たちはずば抜けた特殊能力はなくて、読者はその身近さ故に自分を投影してわくわく出来るのだろうけれど。動機づけは割とどうでも良くて、格好良さがそのまま物語の力になるようなところは、懐かしいヒーロー物みたいだとも思う。

    心理描写をちまちま追うっていうのは、最近の傾向なのでしょうか。ノリの軽さに戸惑いつつ逆に新鮮さもあり。

  • 27年前の作品のようです
    ノリは平井和正先生のような気がする
    勢いで月面まで行く高校生だけど、スキル
    高すぎですなぁ

  • 超能力者を集める組織に狙われる少女を取り戻すべく、機械やミリタリに詳しい学生(主人公はそうでもなさそう)たちと少女のボディガードを引き受けた元工作員の私立探偵がゆるーく大立ち回りする作品。タイトル名の由来は今後明かされるのかな。
    宗田理のぼくらの~シリーズが好きなら気にいるんじゃないかな。

  • 著者のデビュー作という事で…。
    その昔、まだラノベが無かった時代に登場した、
    先駆け的な存在(?)と解説にはあった。

    勢いがあって良いが、…逆に言うと勢いしかない。
    とにかく話を展開する所に集中していて、めまぐるしい。

    中学生くらいの時に読んでいたらもっと面白く感じたかな…
    と思いつつ、今の自分には全く合わない本だった。

  • 作者の方がデビュー作ということもあって、用語などで、機械物にうとい私にはひっかかりを覚え、すらすら読み飛ばせるものではありませんでしたが、面白かったです。

  • スーパーシルフ なる言葉を登場人物が紡ぐ場面があってびっくりした。刊行時期的にリアルタイムで雪風とすれ違っていたのか……?

  • こういう本が出てたとは知らなかったなぁ。まさにラノベ!ご本人が「現役最古のラノベ作家」とおっしゃるのも納得。まぁ、大人が読むには、あまりにも荒唐無稽なのだが、ラノベファンの少年少女にはこのテンポや設定、ご気楽な展開が気持ちいいのでしょう。

  •  初版読了。


     元気いっぱいな高校生たちが、超能力を宿した同じ学園の女の子を救うべく東奔西走しまくる活劇。


     追いかけて救出して、捕まってまた追いかけて…その果てに最後どうなっていく!? …と、思わせた展開でした。


     巻末の解説に、作家の有川浩さんが、この作品に関する熱い思いを語っているのも読了してなんとなくわかりました。

     今作はまだシリーズ1作目なので、刊行されている作品を制覇していきたいと思いましたっ☆

  • 人生を変えた一冊のひとつ。二十年くらい前にこの本貸してくれた前の席のヤツ、ありがとう。

  • 人生を変えられてしまった一冊。高校時代、この本を貸してくれた前の席のヤツ、責任取ってくれ!

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