- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488741013
感想・レビュー・書評
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私がソノラマ文庫を端から読むことを止めてしまった後にデビューしたのかぁ
十代の時に手に取ったら、コバルト文庫みたいのは嫌っとなっていたかもな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙が可愛くて、最近の作品だと思ったら1984年の作品ですか…しかも、今でいうライトノベル。
出てくる専門用語が全く分からない。自分には合いませんでした。 -
ラノベ史(?)語りでは、避けて通れない作品であるようにずいぶん言われてるのだけれど、うーん、これが?という感じ。とっても粗雑。(嘗ての)オタクっぽく、月面の脱出速度計算に凝ったりするわりには、「いや、ありえないから、それ」みたいなツッコミどころ満載で、それでも話を駆動する力の源は、評者ら曰く「(男子)高校生のリアル」なんだというんだけれど、うーん、逆にそこが今や一番リアルじゃないんだろうなと思ったので、どちらかといえば「時代の雰囲気」かな。それこそ、矢追純一華やかなりし頃というか、あの頃は今よりずっと不真面目だったよね。それでも何とかなったからといえばそれまでだけど。
ということで、ひたすら「古いなぁ」と思ってた、そういうことです。 -
図書館で。
う~ん。セリフが多いんですが登場人物の区別が台詞では区別できず苦労しました。昔懐かし青春もの、ラノベの走りなのか~とはあとがき読んで知りましたが…まあ今読むとちょっとなあって感じです。 -
設定とかストーリーは
嫌いじゃないんだけど
文章に馴染めなかったのと
用語がよく分からなかったから
勢いがあるのに
それに一緒に乗れなかった…
という感じ。
もうちょっと自分に知識があれば
もっと楽しめたのにな… -
☆2.2
言葉遣いも古いし、文章もぎこちないし、設定にムリありすぎだし、いつの作品だよ!と思って奥付見たら1984年のものでした。しかもデビュー作。約30年前でデビュー作...そりゃ、これでも仕方ないか、と納得した。この人の最近の作品を読んでみたいな。
解説で有川浩が「最終的には地球を飛び出して月にまで行ってしまうようなはちゃめちゃな物語が違和感なく受け入れられる云々」言っているけど、いや、違和感バリバリだから。登場人物たちが月へ飛び出していく勢いと反比例して、読者はものすごい勢いで置いてけぼりにされてるような気がするんだけど。もしくは私だけですか、地球に取り残されてるのは? -
たぶん主人公だと思うんだけど榊、影が薄いな。
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途中棄権
どれが誰のセリフだか意味わからない -
笹本さんのデビュー作の再再版。
今ほど滑らかじゃないけど、ジェットコースター並に乗せられてどんどん読み進んでしまう作品でした。 -
正直な感想としては、読みにくかった。作者の頭の中に描かれているはずのシーンが、文章として表現されきっていなくて、読み手としてはついていくのが少々大変。かといって、技巧に走ればこの勢いは消えてしまうんだろうなぁとも思える。
メカへのこだわりとか、ストーリー展開のはちゃめちゃさとか、後の笹本作品に通じるところがあって、ニヨニヨしてしまうのはしかたがない。