- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492313787
作品紹介・あらすじ
アメリカに経済学ブームを巻き起こし、170万部のベストセラーとなった話題の書。若手経済学者のホープが、日常生活から裏社会まで、ユニークな分析で通念をひっくり返します。犯罪と中絶合法化論争のその後や、犬のウンコ、臓器売買、脱税など、もっとヤバい話題を追加した増補改訂版。
感想・レビュー・書評
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#インセンティブ次第でヒトの行動は大きく変わる
名前こそ『ヤバい経済学』だが、カテゴライズするとすれば心理学や行動経済学だと思う。
ヒトは無意識のうちに何かしらの「報酬」を期待して行動していることを再確認できる一冊。 `インセンティブ` とは 「ヒトにいいことをさせ、もっと悪いことをさせないようにする方法」と定義してある。
保育園に遅れてくる親から罰金をもらう話や、相撲の八百長の話。
そして、クラック売りの密売人に迫った臨場感溢れる分析は痺れる。
組織の福利厚生や社会福祉制度にも、もちろんインセンティブが設計されている。
制度を利用させることで、設計者が利用者に望んでいることが垣間見えるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずっと読みたいと思っていた本をやっと読了。
物事の因果。バタフライエフェクト。
すべての物事は繋がっていて、何かを変えればそれに伴って良いことも悪いことも起こる。
1973年のロー対ウェイド事件によりそれまで非合法だった人工中絶が合法になった。その20年後、それまで増加する一方だった犯罪率が劇的に減少したのは何が原因だったのか。
あれこれと考えられてきた犯罪防止政策のどれかが効果を上げたのか? それとも?
変化は、時間をかけて他のものごとも変化させる。
面白かった。 -
おもろい
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結構オモシロイ切り口で書いてあるが、内容が細かすぎて疲れる。2章で断念…
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経済学ではなく、統計を使った社会学の豆知識集みたいな本。
基本的にはバカ向けに書かれているため、
そういう記述が多くて非常に疲れる。
意味のある文章が50Pに1Pあるかないか。 -
だめだった。。。自分の人生と関連がなさすぎて読み終われず。
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めっちゃ、面白い!
もっと、早く読めば良かった! -
毎日新聞2022910掲載 評者:パトリック・ハーラン(タレント)
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身近な疑問にデータで答える。かなりとっつきやすい経済学がくだけた口調で書かれている。読み物として面白い。役に立つ知識はあまり得られない。
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少しわかりにくかった。口語調が強いせいか、あまり内容が入ってこない。